車両保険の保険料や補償内容は、旧車オーナーにどのような影響を与えているのでしょうか。旧車に特化した買取サービス『旧車王』を運営するカレント自動車株式会社(神奈川県横浜市)が実施した「車両保険」に関する調査によると、約半数が「補償額に不満を抱えている」ことがわかりました。では、希望する補償額と実際の補償額とではどのくらいの差があったのでしょうか。
調査は、旧車オーナー53人を対象として、2025年11月にインターネットで実施されました。
まず、車両保険について、「自身の状況に最も近いもの」を選んでもらったところ、「補償額(車の価値として設定された金額)に満足して加入した」(28.3%)、「不満があったため加入しなかった」「補償額に不満があったが加入した」(いずれも26.4%)が上位に挙がり、約半数が補償額に不満を抱えていることがわかりました。
また、「補償額がわからない、または車両保険に加入したことがない」(15.1%)という意見も一定数見られ、補償額について十分に理解していない現状が浮き彫りになっており、車両価値が高く評価されにくい旧車ならではの悩みがうかがえました。
そこで、「希望する補償額と実際の金額差」を尋ねたところ、「10万円以上100万円未満低かった」(63.0%)や「100万円以上低かった」(25.9%)など約9割が希望より不足と感じており、保険会社の評価額と市場価値との乖離が、加入の判断に影響する可能性があることがわかりました。
また、「市場価格に基づく補償額を設定できる車両保険があれば、加入または切り替えを検討したい」と答えた人は53.9%、加入していない層でも23.1%が加入意向を示しており、旧車オーナーが自身の車両の市場価値に見合った補償を求めていることが明らかとなりました。
なお、「車両保険で魅力を感じるプラン」としては、「必要な補償だけを選択するプラン」が75%、「あらゆる補償が網羅されたプラン」が25%となり、コストと補償内容のバランスを重視し、保険料の負担を抑えたいと考える人が多い結果となりました。