ミス東大がルワンダの床屋で「髪型おまかせ」にした結果→衝撃の姿に7万人から反響「すごい勇気」「似合ってる」

小森 有喜 小森 有喜

「ミス東大2024」でグランプリに輝いた松藤百香さん(19)=東京大学文科一類1年=が、Xで投稿した写真が話題になっています。現在、アフリカ大陸中部にあるルワンダでボランティア活動に励む松藤さん。現地の床屋でおまかせの髪型にしてもらったところ、赤髪を編み込んだ個性的な「ブレイズヘア」になりました。本人に、新しい髪型やルワンダでの生活について聞きました。

松藤さんは福岡県出身で、3歳の頃から子役としてドラマや映画などで活動。昨年12月には「ミス東大コンテスト2024」でグランプリを獲得しました。バラエティー番組に出演したり、SNSで受験生向けに勉強方法を発信したりと幅広く活動し、2月上旬から約6週間、ボランティア活動のためルワンダに渡航しています。

25日、Xで「ルワンダの床屋でおまかせにしてみました」というコメントとともにブレイズヘア姿の写真を投稿。7万件以上の「いいね」が集まり、「似合ってる」「結局可愛いんかい!」「すごい勇気だ」と話題になっています。

ーーーなかなか勇気がいることだったと思いますが、髪型を「おまかせ」にしようと思った理由を教えてください。

松藤さん:現地のほとんどの人がブレイズヘアで、エクステを編み込んでおしゃれを楽しんでいます。もともと現地に馴染みたい気持ちがあったのと、現地の友人に「やってみなよ!」と勧められたことが大きな理由です。
もう一つの理由はシャンプーの回数が減ることです。私の滞在先には冷水シャワーしかなく、それがあまり得意でなくて…。シャワーを短時間で終えられるというメリットも魅力的でした(笑)。

ーーー床屋さんでは、どんな様子でしたか?

松藤さん:床屋さんの椅子に座った瞬間、色とりどりのヘアエクステンションが出てきました(ルワンダの美容院ではブレイズ一択のようです)。とりあえず”Anything is fine!”(何でもいいよ!)と言いましたが、伝わらない様子だったので”Yego(現地語でYes)” を連呼し続けました(笑)。美容師さんたちは楽しそうに笑いながら編み込んでくれました。

ーーーブレイズヘアは気に入っていますか?

松藤さん:最初は自分でも衝撃の見た目だったのですが、翌朝鏡を見てみると意外としっくりきて驚きました。道を歩いていても、現地の人に「いいね!」と声をかけられます。一番気に入っているのはセットのしやすさです。1分あればヘアセットが終わるので、とにかく楽で最高です!

ーーールワンダでボランティア活動をしようと思ったきっかけは?

松藤さん:ルワンダでのボランティアに参加したのは、途上国の初等教育に関心があったからです。中学生の頃、フィリピンのスラム街の子供たちと触れ合い、教育を受けられるかどうかで人生が大きく変わる現実を目の当たりにしました。それ以降、途上国の教育現場を実際に体験し、自分の肌で感じたいと思うようになりました。

ーーー現地ではどんな活動をされていますか。また、印象的な出来事はありましたか?

松藤さん:ボランティア内容としては、ルワンダの公立小学校で午前中は4年生の授業をサポートし、午後は図書館で授業の準備をしたり、利用者の方々と交流したりしています。
一番印象的だったのは日本の認知度の低さです。日本食もアニメも知られておらず、「ワカメは海の汚れじゃないの?」「茶色いスープ(お味噌汁)なんて、とても飲めたもんじゃない!」と散々な言われようです(笑)。そんなやり取りがとても新鮮で楽しいです!

ーーー昨年のミス東大グランプリなど、非常に幅広く活躍されていると感じます。今後のキャリアや目標について教えてください。

松藤さん:3歳から女優を目指してきたので、これからは本格的に演技の道を頑張りたいです。勉強と演技、どちらも好きなので、東京大学で学べる環境を活かしながら、さまざまな知識を吸収していきたいと思っています。
まだ明確なビジョンは見えていませんが、何らかの形で社会貢献できる活動をしたいです。また、これまで続けてきた受験生を応援する活動も継続していきたいと考えています。

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