「野球シーンの描写雑すぎ」?新ドラマ『バントマン』にまさかの反響…公式Xの野球用語ミスにも指摘

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今月12日に放送が始まった東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『バントマン』(毎週土曜午後11時40分)。同局が「土ドラ初のスポーツ・エンターテインメントドラマ」と打ち出し、中日ドラゴンズが撮影協力した話題作だが、第1話の放送後、SNSでは思わぬ「反響」が相次いだ。

戦力外通告を受けた中日のスラッガーの第2の人生を描く物語で、野球経験のある俳優鈴木伸之さんが主演。実際のプロ野球の試合さながらに、中日のユニフォームを着た登場人物が本拠地バンテリンドームナゴヤでプレーするなど、リアリティーへのこだわりが感じられる。

しかしSNSでは初回放送後、試合シーンの違和感を指摘する声が相次いだ。スコアボードに表示された中日ナインに一塁手が二人いたり、一塁ランナーとして映った選手が次のシーンで一塁コーチャーをしていたりと、細かい部分ではあるが「初回から野球の描写がこんなに雑で大丈夫?」と気にかける人が多かったようだ。一塁手が送球を受ける際にベースを踏む足と前に出す足が左右逆、などプレー描写に言及する人もいた。

また、ドラマの公式Xアカウントも思わぬ形で「プチ炎上」してしまった。同アカウントは放送当日の12日、撮影時のオフショットとして、鈴木伸之さんがスタンドに見事にホームランを打ち込んだ動画をアップした。

しかし、動画のキャプションなどに「鈴木さんが打ったボールが…ベンチ入り」「ベンチ入りの打球(絵文字)」と、野球を知っている人なら「スタンド入り」の誤りであることが分かる言葉が記されており、これにツッコミが殺到。「ベンチ入りの打球は、ただのファールやな(笑)」「このレベルの野球知識で作られてるドラマな感じ?」「野球ファンとして放送楽しみにしてたから雑な仕事にがっかり」といったコメントがほとんどを占めてしまった。

第1話では、戦力外通告を受けた主人公が、一般企業から「誰かのためにチャンスを提供する人(バントマン)として働かないか」と誘いを受ける場面が描かれた。野球哲学を交えて描かれるオリジナルストーリーの行方が注目される。 第2話は19日放送予定。

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