ライバルとの違いや魅力は?
ライバル車に比べると人気の低い中古のステップワゴンですが、ライバルにない魅力も多く備えています。ここでは5代目モデルについて、ライバルとの違いや魅力をご紹介します。
▽① 大きさ
【サイズ】(3ナンバーの場合)
・5代目ステップワゴン(2015年4月~2022年5月)
全長4760mm×全幅1695mm×全高1825-1855mm
・3代目ヴォクシー(2014年1月~2022年1月)
全長4710mm×全幅1735mm×全高1825-1870mm
・5代目セレナ(2016年8月~2022年11月)
全長4770mm×全幅1740mm×全高1865mm
2015年前後~2022年にかけて販売されていた主要なMクラスミニバンは、どれも5ナンバーサイズと3ナンバーサイズのモデル展開がありました。サイズに関しては、どれも大きな差はありません。ただし5代目ステップワゴンは、3ナンバーサイズでも全幅が小さいので比較的小回りが利きます。
▽② 燃費性能
【5代目ステップワゴン】(2015年4月~2022年5月)
・ガソリン車(WLTC):13.0-13.6km/L
・ハイブリッド車(WLTC):20.0km/L
【3代目ヴォクシー】(2014年1月~2022年1月)
・ガソリン車(WLTC):12.2-13.2km/L
・ハイブリッド車(WLTC):19.0km/L
【5代目セレナ】(2016年8月~2022年11月)
・ガソリン車(WLTC):11.8-13.2km/L
・ハイブリッド車(WLTC):18.0km/L
※上記燃費は最終モデルの数値
現行モデルではライバルに比べて燃費性能が劣るステップワゴンですが、5代目販売当時は一歩リードしている状況でした。
▽③ バックドアの構造
5代目ステップワゴンの特徴の一つが、「わくわくゲート」と呼ばれるバックドアです。ちょっとした荷物を載せる時にドア半分を開けられるだけでなく、このドアから人の乗り降りもできます。
もちろん大きな荷物を載せる時は、バックドア全体を上方向に開く通常の使い方も可能です。
▽④ 3列目シートの収納方法
ステップワゴンのもう一つの特徴が、3列目シートの床下収納です。ライバルが跳ね上げ式を採用する中、ステップワゴンのみ床下収納が可能で、大きな荷物も余裕を持って積むことができます。アウトドアなどにも便利でしょう。