トランスジェンダーモデルの矢神サラさんが6月30日、大阪市内で開催されたボクシング興業で初のラウンドガールを務めました。
亀田大毅さんが会長のボクシングジムKWORLD3が主催する「弁慶FIGHT」第2回興行。
矢神さんはクロスホルターネックの大胆なヒョウ柄水着姿でリングに登場し、「リングの上ってこんなにも男の熱気がするのですね! こんなにも間近で熱い戦いを初めて見ました」と興奮気味にコメントしました。
矢神さんはガールズバー「六本木GENIE」のオーナー。子どもの頃から自身の性別に悩み、高校入学と同時にカミングアウト。18歳で上京し、美容整形やホルモン治療を開始。20代前半で性別適合手術を受けました。現在は戸籍上の性別も変更しています。
今年5月に開催した自身の誕生日イベントには、エイベックスの松浦勝人会長やYouTuberのヒカルさんなどもお祝いに駆け付け、1日の売り上げが1億3千万円超に。
YouTubeやSNSなどでも積極的に情報を発信しており、その中で自身の活動について、「性別に悩む子ども達の悩み相談ができる受け皿はまだまだ発展途上だと思っています。私になにかできるかな.... そんなすぐに社会は変えられないけど、変化のきっかけになる小さな一翼を担えたら良いなって気持ちで自分にできることをがんばります」「自分にしかできない社会貢献、生きてる間に沢山していくぞ!!!」と決意を語っています。