2024年、「えっ?知らなかった!」というマナーの記事が好評でしたが、特にホテルの客室に備え付けの備品の使い方など、ホテルでの過ごし方のマナーに注目が集まりました。
お風呂のシャワーカーテン、実はこう使います
ホテルによくあるお風呂・洗面所・トイレ一体型の3点ユニットバス。洗面・トイレとお風呂を区切るように「シャワーカーテン」が付いていますが、どのように使えばよいか分からず困ったことはありませんか? そんな「ホテルあるある」について、ビジネスホテルを全国に展開する「スーパーホテル」の公式TikTokアカウント(@superhotel_official)が解説しています。
シャワーカーテンはお風呂を使っているときに、洗面・トイレを濡らさないようにするものです。シャワーを使うときは以下の方法がおすすめだといいます。
①カーテンは浴槽の内側に入れる。
②浴槽に触れているカーテンの裾の部分にシャワーを当て、カーテンをくっつける。
ちなみに、浴槽にお湯を張ってつかるときは、シャワーカーテンは「外側」に出してほしいと、コメント欄で説明しています。
ホテルのユニットバスのシャワーカーテン、実はこう使います ホテルの解説動画に驚きの声続々「初めて知りました」
ホテルで「使い終わったタオル」…どこに置いておくのが正解?
ホテルを利用した際、「使い終わったタオルをどこに置けば良いかわからない…」と困ってしまうことはありませんか? こちらも、スーパーホテルの公式TikTokアカウント(@superhotel_official)が解説。
実は「バスルームに置いてもらえると助かる」とのこと。投稿では浴室のバスタブにタオルを掛ける様子が紹介されていました。これだと、使用済みだということがよく分かりますね。
この投稿には、「今までほんとすみません。床に放置していました」「めっちゃ棚に突っ込んでた爆笑」「まさに昨日その状態だったよ。窓の下に置いた!」など、様々な場所に置いていた方からのコメントが続々と。「いつも迷ってた。そういうのもっと知りたい!」という声も寄せられていました。
ホテルで「使い終わったタオル」…どこに置いておくのが正解? ホテルの回答に「いつも迷ってた」「今までほんとすみません」
ホテルの部屋で持ち帰って良いもの・悪いもの
ホテルに宿泊していて、アメニティや備品を持ち帰ってよいかどうか、悩んだことはありませんか? ホテルのスタッフによると、迷ったときは「実はシンプルな基準」があるそうです。大阪・なんば駅近くのホテル「HOTEL B Suites(ホテルビースイーツ)」の公式TikTokアカウント(@b_suites.official)が動画で解説しています。
その基準とは、基本的に「使い切りのものは、持ち帰ってOK」というもの。以下に挙げる品々について、ホテル側は次のように述べています。
【持ち帰ってもよいもの】
・コーヒー
・お茶
・歯ブラシ
・髭剃り
・コットンセット
・スリッパ
【持ち帰ってはいけないもの】
・ハンガー
・ケトル
・部屋着
・バスタオル
・テレビ
同ホテルの場合、「シャンプー」はボトルに入っており使い切りタイプではないため、「持ち帰ってはいけないもの」に分類されています。また、それ以外のもので判断に悩む時は、ホテルスタッフに聞いてほしいと呼び掛けています。
ホテルの部屋で、持ち帰って良いもの・悪いもの 「悩んだときは、実はシンプルな基準があります」ホテルが解説
ホテルのスタッフが困る宿泊客
ホテルに泊まったとき、知らず知らずのうちにスタッフに迷惑をかけていたことがあるかもしれません。実際、宿泊客に「実はやってほしくないこと」がいくつかあるそうです。大阪・なんば駅近くのホテル「HOTEL B Suites(ホテルビースイーツ)」の公式TikTokアカウント(@b_suites.official)が、その具体例を動画で解説しています。
動画では「ホテルスタッフが思う、実はやってほしくないこと5選」として、以下の項目を紹介しています。
(1)テレビをつけっぱなしにして、チェックアウトする(チェックアウトの時「入らないで」の札も元の位置に戻してほしい)
(2)髪の毛を染める(浴槽を洗うのに長時間かかってしまう)
(3)物を壊したのに申告しない(全てを弁償しないといけないわけではありません。一方で宿泊履歴は残っているので、請求することがあります)
(4)ベッドの上で食事(特にカップラーメンなどの汁物は汚れが落ちず、マットレスを交換しないといけなくなる可能性もあります)
(5)持って帰ってはいけないものを持って帰る(犯罪になります)
なお、動画のコメント欄には「なぜテレビをつけっぱなしにして、チェックアウトしてはいけないのか」理由を知りたいとの声が寄せられています。
同ホテルに聞いたところ、「テレビがついたままだと、部屋にお客様が残っているのではないかと、清掃に入ってよいのか判断に困る客室係がいるようです。当館の事例ではありませんが、ホテル業界全般の一般的な声として紹介しました」とのことでした。