乗り鉄スキルを発揮した得な鉄道乗車券の購入方法がSNS上で大きな注目を集めている。
「会社
東京まで出張に行って来い。領収書はいらんから切符の手配を。
ワイ
りょ。」
と件の切符を紹介したのは鉄道ファンの新カニさん(@kanisan_club)。
刈谷発、刈谷着。経由欄に東海・中央西・中央東・東京・新幹線・豊橋・東海と書かれたこの切符は有効期間7月4日~7月8日でしめて10670円。刈谷からなら普通、いったん名古屋駅に出て新幹線で東京間を往復するところ、新カニさんは行きを中央本線、帰りを新幹線というルート、いわゆる「一筆書き乗車券」で行き来しようというのだ。しかも費用もお得。
長距離だと途中下車ができ、複数日の有効期限が設けられるJRの特性をフル活用したこの乗車券について新カニさんにお話を聞いた。
ーーこの経路を思い付いたのは?
新カニ:せっかく東京に行くなら、中央線と東海道新幹線を使ってぐるっと一周したほうが、コスパも良く楽しみも増えるなと思いました。しなの号に乗りたかったのも一因です。切符の有効期限が丁度スケジュールに収まっていました。往復で買うよりも割安で、風光明媚な車窓を楽しめ、降りたい駅に降りることもできる最高の乗車券です。
ーー反響への感想を。
新カニ:内容がわかる人とわからない人との差がおもしろく、すでに使ったことがあるという人のコメントも楽しめました。まさかこんなに反響あるとは思いませんでした。
◇ ◇
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「おい!完全に乗り鉄の経路やんけ!」
「サラリーマン特権発動!」
「北陸新幹線がまだ長野新幹線だったときに名古屋→幹→山科→湖西→北陸→富山→高山→岐阜のチケット作って遊んだことはある。雪の日のサンダバに、京都から富山まで乗った 楽しい記憶だわ」
など数々の驚きの声が寄せられている。
一筆書き乗車券は券売機では購入が困難。よほどの知識がなければみどりの窓口で係員と相談しながらの購入が必要になると思う。我こそはと思う方はぜひチャレンジいただきたい。
新カニさん関連情報
Xアカウント:https://x.com/kanisan_club