ガンダムファン垂涎の鉛筆削り…のはずが息子は思わぬ反応、3年後に続きがあった父と子の胸熱ストーリー

中将 タカノリ 中将 タカノリ

ガンダムファン垂涎の鉛筆削りがSNS上で大きな注目を集めている。

「以前息子から鉛筆削りの修理を頼まれたので、塗装したら怒られました」と件の鉛筆削りを紹介したのはゆうすけさん(@yu5ukejbk)。

機動戦士ガンダムUCに登場するモビルスーツ「シナンジュ」のシールドかのように鮮やかな赤と黒に彩られ、ネオ・ジオンのエンブレムまで施されたこの鉛筆削り。いったいどのようないきさつで出来上がったのだろうか。

ゆうすけさんに話を聞いた。

ーー鉛筆削りを改造した経緯は?

ゆうすけ:まず、これは3年半前の出来事なのですが、当時小学校5年生だった息子が、鉛筆削りがケースから外れてしまったので接着剤で固定して直してほしいと言ってきました。自分の趣味はプラモやジオラマ作りが趣味なので、作業机に向かうと「この鉛筆削りを塗装してカッコよくすれば息子も喜ぶのでは?」と良からぬことを思い、息子はガンダム好きでしたので、それに登場するシナンジュという機体をイメージした赤と黒で塗装しました。出来上がりには自分でも「高級感が出てカッコ良くなったわ」と満足でした。

ーー息子さんは大喜び?

ゆうすけ:いざ鉛筆削りを渡すと「こんな派手なん、学校に持っていかれへん」と思いも寄らなかった返事が返ってきました。そこで自分の勝手な思い込みで暴走してしまったと気付き申し訳なかったと反省しました。

ーー投稿が反響を呼びました。

ゆうすけ:このポストに自分としては過去最多の反応をいただきました。「カッコいい」などのお褒めの言葉や「エゴだよ、それは!」や3倍早く削れる鉛筆削り。などガンダムになぞらえたユーモアのあるコメントをたくさんいただきました。「息子の物を勝手に塗装するのはいかがなものか?」というご意見も少なからずありましたので、あらためてやはり自分の独りよがりな行動だったという反省もありました。

ーーこの鉛筆削りは今。

ゆうすけ:投稿後で、さすがに持ってないだろうと思い、息子に「あの鉛筆削り、まだ持ってる?」と聞いたところ、息子は「ゴメン。傷ついちゃってるけど」と、ペンケースから出してきてくれました。絶賛反抗期中の時期で親としてもすごく悩んだりしていたので、まだあの鉛筆削りを使ってくれてたのがうれしくて胸が熱くなり、救われた思いでした。

◇ ◇

SNSユーザー達からは

「なぜ…………?息子は連邦の方が好きだったか?」
「通常の3倍の速度で削れるんですね」
「使い込まれた感に愛着があったのかもですね 父の趣味が入れられたのに怒ったのかも…次回からは希望をしっかりと聞いてからにしましょうか」

など数々の驚きの声や称賛の声が寄せられていた。

今回の反響をきっかけにゆうすけさんとお子さんの親子の絆がさらに深まることを願いたい。

ゆうすけさん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/yu5ukejbk
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/yuusuke9129/

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