「やばい天才かもしれない」
投稿された写真には、ワイヤーで作られた立体的な人の模型が写っています。しかもどこかで見たことのあるような…そう!初音ミクですね。
「流石に天才すぎる」
「体なくして歌っていた子に体を与えるのってエモすぎる」
「どこから作り始めたんだろう…」
「周りから全体像見せてほしい」
あまりのクオリティの高さから「もっと見たい」という声が多数寄せられました。
ツイートをされた、まつばら(松原龍一郎)さん(@ryuryu_muuuuuu)にお話を聞きました。
ーーこちらはどんな材料で作られているのでしょうか?
「1.2mmと2.0mmの黒いカラーワイヤーを使って製作しています。接合もワイヤーを巻きつけて行っているので接着剤等は使っていません」
ーーなぜこの作品を作ろうと思ったのですか?
「大学で『黒いワイヤーを用いて立体物を製作しなさい』という課題が出たため授業の一環として制作し始めました。モチーフについては日頃から見ている自分の好きな初音ミクを等身大で作ったら楽しい課題になるのではないかと思い選びました」
ーー制作期間としてはどのくらいかかったのでしょう?
「およそ1ヶ月くらいです。授業以外の空き時間や放課後を活用して制作しています。最終的な完成は今月中を目標にしています」
ーー制作過程においてこだわった点や難しかった点は?
「線のみで表現するため、余分な線があるとごちゃごちゃして見づらくなってしまうので、なるべく表現に必要な線以外は無くす線選びが難しかったです。立体の時でなく、写真で撮って平面にしてもプロポーションやムーヴマン(主に絵画や彫刻における動勢や動き)が崩れないようにする点はこだわりました」
ーーこれまで作られた作品の中でお気に入りは?
「受験期に息抜きで描いていたため短時間でのクオリティにはなりますが、初音ミクのフィギュアをデジタルでデッサンした作品が気に入っています」
「今後も良い作品を作れるように頑張ります!!」と意気込みを聞かせてくれた松原さん。これからの活躍に目が離せません!