乗車定員やシートアレンジ、車重
ここでは車内の広さに関わる乗車定員やシートアレンジ、また税金や走行性にも関わる車重について解説します。
▽乗車定員は7人乗り設定のみ
30系アルファードまでは、乗車定員に7人乗りと8人乗りの設定がありました。しかし新型の40系では8人乗りが廃止され、7人乗りのみの設定となっています。
▽シートアレンジは8パターン
40系アルファードでは、標準的なシート配置以外に以下の7つのシートアレンジを楽しむことができます。
①リヤシートフルリクライニングモード:2列目と3列目を最大限リクライニングさせる
②フロント・セカンドフルフラットモード:1列目と2列目をフラットにする
③4人乗車+荷室モード:3列目を跳ね上げる
④最大積載モード:2列目を前に詰め、2人乗り+荷室スペースにする
⑤スーパーリラックスモード:2列目を最大限後ろにスライドさせる
⑥リラックス+荷室モード:2列目を最大限スライドしつつ、3列目を跳ね上げる
⑦トライアングルモード:2列目の一方を3列目を後ろにスライドさせる
▽車重は全車2.0トン超え
40系アルファードは全グレードにおいて車重が2.0トンを超えています。例えば自動車重量税を24カ月分納める場合、2024年2月現在の税額は「0.5トンごとに4,100円/年」のため、税額は合計で4万1,000円となります(※)。
※登録後13年未満、エコカー減税適用外の期間の場合
30系アルファードとのサイズ比較
アルファードは初代デビューからモデルチェンジを経るごとにサイズが大きくなっています。同じ30系でも前期モデルより後期モデルの方が大きく、さらに40系は30系後期よりもサイズが大きくなっています。
▽30系より40系は全長が長く、車内も広い
40系と30系(後期モデル)とのサイズの違いは、以下の通りです。
【40系】
全長:4,995mm
全幅:1,850mm
全高:1,935~1,945mm
ホイールベース:3,000mm
室内長:3,005mm
室内幅:1,660mm
室内高:1,360mm
【30系(後期)】
全長:4,945~4,950mm
全幅:1,850mm
全高:1,935~1,950mm
ホイールベース:3,000mm
室内長:3,210mm
室内幅:1,590mm
室内高:1,360~1,400mm
30系の方が全高は高い傾向があるものの、40系は全長が大きく伸びました。
室内寸法を見ると、30系の方が室内長は長いです。しかしモデルチェンジでシート構造などが見直された結果、実際は40系の方が各列の前後空間を広く確保できています。
そうは言っても、30系でも充分な広さが確保されています。「広い車が欲しいけど40系アルファードは予算オーバー」という場合は30系も検討しましょう。