四国の意外な交通事情がSNS上で大きな注目を集めている。
「四国民じゃないと知らなそうな、高知市から他県の県庁所在地に車で行く最短ルート」
と図解でその模様を紹介したのは高知情報アプリ「ニュニュ」の公式Ⅹアカウント(@nyunyu_kochi)。
高速道路が発達した昨今、隣県の県庁所在地に行こうと思えば、真っすぐに道路を走らせるのが最短ルート。しかし高知市から四国各県の県庁所在地に行くには、いったん愛媛県最東端の四国中央市に出てから向かったほうが早いと言うのだ。
いったいどのような事情があるのか?ニュニュの担当者にお話を聞いた。
ーー高知市から他県県庁所在地への交通事情は?
担当者:高速道路を使って最短時間で行こうとした場合、高知市から高松市にはわりと直線的に行けるのですが、松山市、徳島市には1回北上してその後東西に行くという四国山地を大回りするルートになります。
四国、特に高知に暮らす人にとっては当たり前なのですが、あらためて図解すると面白いかなと思い、今回のポストをするに至りました。高知県民的には、2時間弱で行ける高松は近くて、大回りして2時間少々かかる松山、徳島は感覚的に遠いなと思います。
ーー投稿に大きな反響が寄せられました。
担当者:高知県民にとっては当たり前のことをポストして、大きな反響があったことには驚きました。反応としては「知らなかった!」よりは「分かる分かる、そうなんだよね」みたいなコメントが多かったような気がします。おそらくXのアルゴリズムで、四国近辺に住んでいる人にポストが表示されたのではないかなと思います。今回のバズによって四国中央市があらためて四国の中央でハブ的な役割をしていることを再認識したほか、どうもゲーム「信長の野望」でこのルートを知る人が一定数いるらしく、新たな発見もありました。
また松山へ行くルートでは、高知から直線的に国道33号線の下道を選択する人がけっこういて面白かったです。下道と高速では30分ほどしか時間の差はなく、高速代が節約できるということで今も根強く下道を行く人がいるんだなあと感じました。さすがに徳島、高松に下道で行くという猛者はあまりいなかったですね。
高知は本州から見ると四国山地の向こうにあって行きにくい、遠いというイメージを持たれる人が多いと思いますが、豊かな自然とおいしい食にあふれた場所ですので、今回のバズによって興味が湧いた人にはぜひ一度訪れてほしいです。
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SNSユーザー達から
「こうやって見ると四国中央市って名前は間違ってないんですね」
「これほんとそう!下道がほんと時間かかるんよ 」
「Xハイウェイができて大分早くはなったけど、あんま四国同士って行き来しないのよね
みんな海越えて本州行っちゃうから」
「追加で、 尾道⇔高知はしまなみではなく瀬戸大橋の方がはやい! もお願いしますw」
など数々の共感の声、驚きの声が寄せられた今回の投稿。車で高知を訪れる方はぜひ参考にしていただきたい。
なお今回の話題を提供してくれたニュニュは高知新聞社の若手社員が、地域のグルメやアクティビティ、イベント情報を紹介。住民はもちろん観光客にとっても耳よりな情報が満載なので要チェックだ。
ニュニュ:https://nyunyu.kochinews.co.jp/
ニュニュXアカウント:https://x.com/nyunyu_kochi/