食事の支度で、みなさんが最もストレスに感じるのはどのようなことですか。ナイル株式会社(東京都品川区)が運営する『かんたん宅食ガイド ラクタさん』が、全国の既婚・就業者である20~50代の男女1293人を対象に「料理」に関する意識調査を実施したところ、「毎日の献立を考えること」が最多となりました。また、ストレス軽減のために行なっていることは「冷凍食品やレトルトの使用」が最も多くなったそうです。
調査は2024年1月にインターネットで実施されました。
まず、「料理に対する苦手意識」を調査したところ、「とてもある」は20.4%、「ややある」は38.4%、一方、「全くない」は6.8%、「ほとんどない」は9.4%、「あまりない」は25.0%という結果になりました。
続けて、「1日あたりの食事の支度にかけている時間」を聞いたところ、「30分以内」(29.3%)、「1時間以内」(20.5%)、「45分以内」(17.4%)などが上位となり、半数以上の人が、45分以内に食事の支度を終わらせていることが分かりました。
これを苦手意識別にみると、苦手意識が「とてもある」「ややある」「あまりない」「ほとんどない」と回答した人の食事の支度にかける平均時間は46.5分、一方、苦手意識が「まったくない」人の平均時間は50.8分となり、料理が得意な人の方が食事の支度にかける時間が長いことが分かりました。
次に、「食事の支度で苦手なもの」を複数回答で答えてもらったところ、「メニューを考える」(678人)が最多となったほか、「食材の下準備」(435人)、「味付け」(325人)といった回答も上位に挙げられました。
また、「食事の支度で最もストレスに感じていること」については、「毎日の献立を考えること」(27.2%)、「料理後の片付け」(14.7%)、「予算内での食費のやりくり」(9.8%)などが上位に並びました。
これを苦手意識別にみると、苦手意識を持つ人が最もストレスに感じていることは「毎日の献立メニューを考えること」(とてもある30.7%・ややある33.4%・あまりない・22.0%・ほとんどない16.5%)、一方、苦手意識が「まったくない」人では、「料理後の片付け」(27.3%)を最もストレスに感じていることが分かりました。
さらに、食事の支度において感じる「ストレスを軽減するために日頃やっていること」を教えてもらったところ、「冷凍食品やレトルトの使用」(414人)、「簡単レシピの利用」(392人)、「お惣菜を買う」(365人)といった回答が上位に挙げられたそうです。
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【出典】
▽かんたん宅食ガイド ラクタさん/【料理に関する意識調査】約6割が苦手意識あり、最もストレスに感じるのは「毎日の献立を考えること」
https://mag.app-liv.jp/rakuta/archive/149186/