アメリカの学校で「もっと適当なお弁当を」と言われたワケは? 凝ったオカズに賛否両論「ほんとその通り」「好きで作っている人も」

福尾 こずえ 福尾 こずえ

「アメリカの学校で日本式弁当を持たせたら、先生に「学校には適当なのを持たせてください。他の親御さんへのプレッシャーになります。愛情や栄養はご家庭で」と言われたらしいけど、ほんとそれな。日本は冷食でも「手抜き、愛情不足」と気にするけど、お弁当の見栄えと子どもへの愛情は関係ないよね」

アメリカと日本でのお弁当への考えの違いが伝わるエピソードが話題に。投稿したのは、奥様が絶対安静になり、現在小学生と幼稚園に通うお子さん2人をワンオペで育てるのぶ@ワンオペパパ (@talk_Nobupapa、以下のぶ)さんです。

「そう思います!!」「ほんとその通りだと思います。日本では冷食の弁当に対する先入観が強すぎると思います」「お弁当持たせてくれるだけありがたいですよね」と共感の声が相次ぐとともに、「各家庭で違っていいと思います」「好きで作ってる人だっている」という意見も。

また、「アメリカの先生そんなこと言わないし言わせない」「基本アメリカの先生は生徒のお弁当のことなど一切気にしないし、ランチタイム一緒にいない」と、アメリカの居住エリアや学校によっても、先生の意識や対応が全く異なることも伺わせました。

のぶさんはその後「我が家の幼稚園児は、本人の希望で毎日同じおかずの弁当です。おかずは全て冷凍食品。本人がそれでいいというので、気にせず毎日同じ弁当を作ってます。日本だと”手抜き”という受け止め方もあるなんてとんでもない、弁当は作るだけで大変だよ」と自分自身の考えも明かしました。

のぶさんにこの投稿やお弁当作りについて詳しく話をお聞きしました。 

先生や周りの子が何か思ってないかな、と気になることも

――アメリカでのこのエピソードを知ってどう思われましたか?

「まずアメリカのお弁当の簡素さに驚きました。紙袋やジップロックにパンやフルーツ、野菜を入れるだけというシンプルなもので、おそらく日本でやると「手抜き」と言われる弁当だと思います。でも、向こうに行けば「日本の弁当がやりすぎ」と言われるわけで、日本の親は大変だなーと思ってしまいました」 

――日々のお弁当作りでプレッシャーを感じたことはありますか?

「今はワンオペと言うこともあり、手作りのおかずなんて作っている暇がなく、毎回同じ中身のお弁当を持たせているので、先生や周りの子が何か思ってないかな、と時々気になります。今は本人が気にしてないのでいいのですが、もう少し大きくなって周りとお弁当の中身を比べるようになったら面倒だな、とも思います」 

――日本のお弁当についてどう思われますか?

「海外に比べるとなんだかお弁当に対するこだわりというか、ハードルが高いなと感じます。もちろん楽しみで作ってらっしゃる方もいると思うので各家庭で違っていいと思いますが、僕としてはもっと気楽にいきたいです(笑)」 

お弁当作りは少し面倒というのぶさん、でも2人のお子さんへの愛情には胸を張ります。「日本の冷食はクオリティも高いですし、一から手作りしてストレスをためるより、積極的に使っていいと思います。それより、子どもとの触れ合いが大切ですよね」と笑います。 

各家庭それぞれに事情が異なり、お弁当に対する考えもさまざま。子どもがすくすく育ってくれたらそれが何よりですよね。 

■のぶさんTwitter https://x.com/talk_Nobupapa

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