数年前からやたらと目につく「日本スゴイ」という内容のテレビ番組。食やカルチャー、国民性などに焦点を当て、訪日外国人が「日本のここが好き」と称賛します。ほめられると悪い気はしませんが、そうした魅力が海外で理解されて初めて「日本スゴイ」ではないでしょうか。そんなニュースを集めました。
ドイツで近所の子どもに「おにぎり」をあげたら
ドイツ・ミュンヘン在住の編集者さんがたまたま娘さんのお友達におにぎりをふるまったところ、「あそこの家のライスは異常に美味い」という評判が広がったそうです。聞きつけた保護者から「どのライスを買っているのか教えて」と質問を受けたというエピソードがSNSで話題になりました。
「なにせ日本産の炊き立てコシヒカリですもの!」とおいしさの理由を明かした編集者さん。「世界の人にお米そのものがすごくおいしいんだと、もっと知ってもらえたらうれしいですね」とお米愛を語ってくれました。
ドイツで近所の子どもに”おにぎり”をあげたら→現地ママから何度も問い合わせ
パリで行列ができる日本食チェーン…なぜそんな人気に?
国内でも専門店が増えて「ブーム」と言われているソウルフードが、フランスのパリでも連日行列になるほど話題に。それはおむすびです。
関東を中心に約50店舗を展開する「おむすび権米衛」が、2017年に海外直営店舗としてパリに進出。毎日ほぼ全時間帯で行列ができ、隣の隣の店舗まで至ることもあるそうです。欧州は外食費用が高いので、おむすびのような手軽に食べられる日本食は有望とのこと。欧州に限らず、寿司や和食など、日本食への素地があるところでは、今後、おむすびは人気が出そうです。
米国ファン「日本の応援歌、何と歌っているのか教えて」WBC決勝スタンドで交流
日本代表「侍ジャパン」の王座奪還という最高のシナリオで幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。アメリカ・マイアミのローンデポ・パークで歓喜の瞬間を見届けた広島県在住の自営業・河原遼人さん(24)によると、アメリカを応援するファンとの交流も印象的だったそうです。
現地ファンはトランペットや太鼓を使った「日本式」の応援スタイルに興味津々で、試合中に「何と歌っているのか教えてくれ」と言われ、歌詞やコールをレクチャーする一幕もあったそう。激戦の末にアメリカは敗れましたが、試合後何人ものファンが「おめでとう」と声をかけてくれたそうです。歌詞やコールを選手ごとに変えている日本の観戦文化も彼らに強い印象を残したことでしょう。
中国人が海外旅行で最も行きたい国 ロシアを抑えて1位は日本!
中国人が海外旅行で最も行きたい国は「日本」が1位に――そんな調査結果が10~40代以上の中国人男女100人を対象とした株式会社マーケティングアプリケーションズの「中国におけるインバウンド調査」で分かりました。
「日本のどこに行きたいですか。行ったことがある方はどこに行きましたか」という質問に自由記述形式で答えてもらったところ、多い順に「東京」「富士山」「大阪」「北海道」という結果になりました。