間もなくお正月。そろそろお年玉の準備をしなきゃ…!
お年玉で気になるのが、金額やお金の管理。「親から子どもに渡しているか」など、お年玉の「常識」は各家庭で大きく異なります。
子育てウェブメディア「ココハレ」で最新のお年玉事情を、お父さん、お母さんにリサーチしました。
リサーチはココハレLINE公式アカウントで12月5~10日に実施。103人から回答がありました。
お年玉をわが子に渡す?「自分が親からもらっていたか」で分かれます
まずは「親から子どもにお年玉を渡しているか」について。
「親からは渡していない」が最も多く、64.1%。「親からまとめて渡している」が28.2%、「親から別々に渡している」が7.8%でした。
親からお年玉を渡しているかどうかは、お父さん、お母さんの経験が影響しています。
・祖父母、親戚からもらうので、親からはあげていません。自分も両親からもらったことがないので、「お年玉は祖父母、親戚からもらうもの」という認識のままです(31歳お母さん、子ども年少~年長)
・親からお年玉をもらったことがなく、祖父母や親戚からもらうのが普通だと思っていた。親から子へ渡す発想がなかった(38歳お母さん、子ども小学3、4年)
「子どもがまだ小さいから渡していない」という人もいます。「お金以外のもの」というアイデアも寄せられました。
・お金はまだ自分で管理できないため、少額のお金やプレゼントなど、くじ引きや別の方法で渡しています(37歳お母さん、小学1、2年)
親からわが子へのお年玉、幼児は「3000円~5000円未満」
「親から子どもにお年玉を渡している」という人に金額を聞くと、家庭によってバラバラ。年少児から年長児は「3000円~5000円未満」が多い傾向でした。
・年齢×500円で計算しています。きょうだいで金額が違う場合、この方法が一番公平だから(38歳お父さん)
・半分貯金、半分お正月のおでかけ時に使えるくらいの金額だといいかなーと(27歳お母さん)
・最初、1万円を毎年…と思って渡していましたが、周りから「多くない?!」と言われ、ひとまず小さいうちは5000円にしました(39歳お母さん)
金額は親戚間や友達同士で決めているという人も。基準があると分かりやすいですね。
・「小学生は2000円」「中学生は3000円」「高校生は5000円」と親戚内で相場が決まっています(46歳お母さん)
・友達家族とお年玉の交換をするため、同額となるように「小学生は3000円」「中学生は5000円」「高校生は1万円」と決めて、わが子にも同じ額を渡しています(49歳お母さん)
使い道は貯金派が8割。「全額子どもに渡す」という人も
お年玉の管理で最も多いのが「貯金する」で82%。このうち、「全額貯金する」という人が45.1%、「一部を使って残りを貯金する」という人が54.9%でした。
一部を使って残りを貯金するという人の方法はさまざま。
・端数だけおもちゃ屋さんで使って、残りは貯金(32歳お母さん、子ども年少~年長)
・お年玉の中で、子どもが欲しい物を一つ買って、残りは子ども名義の通帳を作って貯金。自分の通帳に喜んで、そこから貯金の意味が分かってきました(46歳お母さん、子ども小学3、4年)
子育ては何かとお金がかかります。子どもがまだ小さいうちは、必要経費に回しているという家庭もあります。
・子どもの必要な買い物に全額使いました。チャイルドシートや洋服、靴など(30歳お母さん、子ども年少~年長)
年齢が上がると、「子どもに全額渡す」が増えていきます。
・1年間のお小遣いにしています。お祭りや漫画、友達の誕生日のプレゼントなどに使用。お年玉をもらったら手帳に記入して、1年間の予算を組みます(37歳お母さん、子ども小学5、6年)
お正月は子どもたちが1年で一番お金をもらう機会。お金の価値や使い方について親子で話してみてもいいですね。