まもなくお正月ですね。お正月といえばお年玉ですが、2023年のお年玉事情はどのようなものなのでしょうか。全国の20〜60代以上の男女609人に聞いたところ、「お年玉は、いつまであげるものだと思いますか」と聞いたところ、「高校生まで」が約4割と最多になったそうです。
株式会社マルアイ(山梨県市川三郷町)が、2022年11月にインターネット上で実施した調査です。
調査の結果、50.7%の人が「2023年にお年玉をあげる予定」と回答。また、「お年玉をあげる相手」については、「孫」(52.5%)、「親族の子ども」(48.5%)、「自分の子ども」(46.9%)など、子どもにあげる割合が高くなっていたそうです。
また、「お年玉をあげる相手と金額」については、金額は「孫」と「自分の子ども」に1万円以上をあげると回答した人がそれぞれ3割弱でした。「親」にあげる人は19.5%で、金額は最多が「1000〜4000円台」が34.2%、「1万円以上」が27.6%と続きました。親族以外にあげる人は1割強で、「勤務先の人」(17.3%)、「学生時代の後輩」(16.9%)、「友人」(14.6%)と続き、金額は「1000円未満」が3割強だったそうです。
なお、「2023年にお年玉をあげる予定」と回答した309人に「2023年にあげる予定のお年玉の総額」を聞いたところ、58.6%の人が「2022年と変わらない」と回答したそうです。
「お年玉の渡し方」としては、「会って手渡す」(85.1%)、「郵便や宅配で送る」(11.7%)、「銀行口座に送金する」(5.8%)、「電子マネーで送金する」(3.6%)という結果に。
また、「お年玉は、いつまであげるものだと思いますか」という質問には、「高校生まで」(38.7%)、「社会人になるまで」(27.0%)、「大学・専門学生まで」(13.8%)といった回答が上位に挙げられたそうです。
◇ ◇
なお、調査対象者のうち「2022年にお年玉をもらった人」の割合を調査したところ、24.5%の人が2022年にお年玉をもらっていたことが判明。20代以上の4人に1人がお年玉を貰っていることが分かりました。「もらった相手」については、「祖父母」(27.9%)、「親」(22.8%)が上位になりました。
また、「貰った金額」については、約3割が「親」「祖父母」から「1万円以上」を貰っていることも判明した一方で、「勤務先の人」「学生時代の先輩」「友人」など親族以外の人から「1000円未満」をもらっている人が約3割いたそうです。
最後に、「お年玉をもらいたいと思いますか」と聞いたところ、「とても思う」(23.5%)と「やや思う」(19.4%)を合わせて42.9%の大人がお年玉をもらいたいと思っていることが判明。
また、「お年玉をもらいたいと思う」と回答した261人に「お年玉をもらった場合の使い道」を聞いたところ、「貯金」(58.2%)、「生活費の足し」(39.5%)が上位を占めたことから、堅実な傾向が見られたといいます。