みなさんは、「早寝早起き」の人が多い都道府県はどこだと思いますか。bondavi株式会社(横浜市青葉区)が、このほど発表した「都道府県別・早寝早起きランキング」によると、日本一早寝の県は「長野県」、日本一早起きの県は「宮崎県」であることが分かりました。一方、日本一遅寝、遅起きはいずれも「京都府」だったそうです。
調査は、2023年1月~11月の期間に、同社の睡眠記録アプリ『睡眠』を利用したユーザーの「ダウンロード時点での就寝・起床時刻」を都道府県別に集計したといいます。なお、サンプル数は2万9968件でした。
まず、「就寝時刻が早い都道府県」を見ると、1位「長野県」(就寝時刻0時10分34秒)、2位「宮崎県」(同0時12分56秒)、3位「富山県」(同0時14分55秒)、4位「大分県」(同0時17分00秒)、5位「岩手県」(同0時18分27秒)という結果になりました。反対に、「就寝時刻が遅い都道府県」では、遅い順に「京都府」(同0時51分18秒)、「愛媛県」(同0時43分31秒)、「岡山県」(同0時42分54秒)となっています。
一方、「起床時刻が早い都道府県」を見ると、1位「宮崎県」(気象時刻6時44分45秒)、2位「群馬県」(同6時45分51秒)、3位「富山県」(同6時50分12秒)、4位「青森県」(同6時53分16秒)、5位「大分県」(同6時53分21秒)となり、反対に「起床時刻が遅い都道府県」では、遅い順に「京都府」(同7時32分54秒)、「高知県」(同7時28分26秒)、「香川県」(同7時27分42秒)という結果になりました。
ちなみに、就寝・起床時刻と関係ありそうなものとして、「日の出・日の入の時間」が考えられることから比較してみたものの、全く一致しなかったそうです。
そこで、人口密度の上位・下位それぞれ10都道府県の平均値をとってみたところ、人口密度が高い10都道府県の人の平均就寝時刻は「0時34分29秒」となったのに対し、人口密度が低い10都道府県の人では「0時22分47秒」と12分の差が見られました。
また、平均起床時刻についても同様に調べたところ、人口密度が多い10都道府県の人の平均起床時刻は「7時12分20秒」となったのに対し、人口密度が少ない10都道府県の人では「7時04分53秒」と8分の差が見られ、人口密度が高い都会よりも、田舎の人のほうが早寝早起きの傾向が見て取れたそうです。