2人子連れで買い物中、スッピンの私に…若い女性が「私なら子供いてもキレイに」 その彼氏の神返答に「惚れてまう」「浄化された」

宮前 晶子 宮前 晶子

「昨日子供2人連れてスーパー行ってたんだけど前から来たカップルの女が 私なら子供いても毎日綺麗にするって完全に私見てから言っててイラッときたけどまあすっぴんだしボロボロだしってなってたら…」

幼い子ども2人を連れてスーパーへ出かけるのはなかなかのハードモード。お出かけ前にゆっくり身支度する暇もありませんし、店内でも子どもを見失うまいと緊張感を持ちつつ、買い物をしなくてはなりません。そんな折に聞こえてきた会話です。

不快な思いを抱いたところ、続けて聞こえてきたのが「俺の姉ちゃんも子供小さい時ボロボロだったけどかっこよかったよ?」という彼氏の言葉でした。

そんなあるママのエピソードに、
「イラっとしたけど最後仏の微笑みに変わった」
「この男の子、家族のリアル育児を間近で見てた人の発言」
「惚れてまうやろー」
「子ども産む前はみんなそう思う」
「そんな余裕あるなら寝るわ!となった育児中思い出したw」
「子供いて綺麗にするとか、無理ゲー」
「女の子は、ドラマや芸能人のママを想像してるんだろうな」
「自分のことだけ考えていればいい人には、まだ理解できゃしません」
などさまざまな反応が寄せられました。

投稿主のめい☺︎1y6m+4m@meiiiixbaby(以下めいさん)は、「子育てを頑張る人と、うれしい気持ちをシェアしたかった」と取材に答えてくれました。

子育てを頑張る自分を褒めてもらえた気分

――子育て中のお母さんからのコメントが集まりました

「子供ができる前に比べて、“メイクも服装も完璧かも?!”と思う日はほとんどないのが、私含めた世の中の母親の現状だと思います。出産で体型が崩れて、好きだった服やメイクが似合わなくなるし、メイクどころかスキンケアもおろそかになりがちで肌もぼろぼろ。

着るものだって、子供の吐き戻しやよだれが付くこと、掴み食べなどで汚れた手で触られることが日常茶飯事なので、それなりの服を選びます。育児の幸せや達成感はあっても、そういう日々が続くと、自分の見た目への自信のなさや劣等感を持ってしまうんですよね。彼氏の一言は、そんな私にグッときました」

――子育てしている自分を肯定してくれていますよね

「“子供がいるから仕方ないよ”という、よく言われがちな慰めではなくて、子供がいて頑張ってる自分をかっこいいと褒められた気になって、とても嬉しかったです。フォロワーさんに、こう思ってくれる人もいるよ!という嬉しい報告をしたくて投稿しました」

――カップルの男性を絶賛するコメントがたくさんありました

「よくよく考えたらちゃんとボロボロ認定はされていたんですけど笑。でも、瞬時にそういう言葉選べるのってすごいなあって思いました。

“子供がいてもキレイにしていたい”と私にも聞こえるように言った彼女に対して、私も聞いた瞬間はちょっとイラッとしました。でも、それに対する彼氏の返しが素晴らしかった。私自身、彼氏の言葉で浄化されましたし、彼氏への反響が大きいだろうなぁと思って投稿したんです。ところが、彼女への批判が多くて。びっくりしました。みんなに腹立つね!って言われるまでちょっと忘れてたくらい笑。

私も含め、その立場になってみないとわからないことってあるよねってみんなの反応見て思いました」

――めいさんも、子供を育てる以前は彼女のような考えでした?

「あまり考えたことはないですが、10代や20代前半ならもしかしたら彼女と同じようなこと言ってたかもしれないです笑。
子供達はもちろん大事でなによりも尊重したい存在だけど、私には私の人生を大切にする権利があると私自身は考えています。したいオシャレはするつもりで、その気持ちは妊娠前と同じです。

でも妊娠出産を経て、『本当』の意味での好きな服は着なくなったのも事実。崩れた体型、子供たちに汚されること、子供たちと遊ぶための動きやすさという条件の中から、好きな服を選んだり、オシャレを楽しんだりするようになりました。今はそれでいいと思っています。

投稿した日は土曜日で、夫は仕事に出かけ、2人の子供をワンオペで見ていました。朝から大変だったのですっぴんぼろぼろでしたが、理想はメリハリをつけること。できない日がほとんどですが笑」

子どもを育てていると、自分のことは後回し。自分の身なりを整える時間を確保するのは至難の技です。この彼氏のように、ボロボロだけどかっこいいと感じ、頑張るママにエール贈る人は多いと思います。

■めい1y6m+4mさん X(旧twitter) @meiiiixbaby

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