部屋の壁に大量のスタンプ…3歳児のイタズラに対する夫の神対応に称賛の声 「ぜひ旦那様の爪の垢をください」

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「私が旦那のしたことでびっっっくりしたのは、子供が壁にスタンプ大量に押してたことがあって――」

うずらさん(@UzuraUz)が発信した、旦那さんの子育てにまつわるエピソードが話題になりました。

うずらさんのお子さんは、3歳になったばかりの頃、お子様ランチに付いていたおもちゃのスタンプを、部屋の壁に大量に押してしまったことがあったそうです。

その時、うずらさんの旦那さんは、なんと「すごい!こんなバランス良くできるなんてよく考えてるね!!写真とっていい?」と写真を撮り、それから「撮ったからこれは消すね!次からはずっと残せるようにお絵かきの紙にやろうね!」と子供に伝えたとか。

子育てをしていると、時に子供はとんでもないイタズラや行動をしてしまうもの。そんな時、親はつい子供を叱りつけてしまいがちです。しかし、子供の行為を一方的に咎めたりしても、むしろ逆効果になってしまうことも。

その反面、うずらさんの旦那さんは、あえて怒ることなくむしろ子供を褒め、そのうえでやってはいけないことは深刻な様子できちんと説明したといいます。

その結果、お子さんは壁に落書きをしなくなり、スケッチブックを使うように。お絵かきが大好きになったそうです。

「私なら叱ってそういうもの勝手に使わせないようにするのに」と、うずらさんもこの時の旦那さんの対応にはただただ驚いたといいます。

旦那さんの神対応。リプ欄にも称賛の声が多数寄せられました。

「いや、シンプルにめちゃくちゃすごい!!私なら『あーー!!!!こるぁぁああ、、、なにしてくれとんじゃぁ、、、ネチネチネチネチ、、、ぁぁああ( ;∀;)』ってなる」
「今朝私の不注意で娘の手の届くところにリップを置いていたら、少し目を離した隙にそこら中が真っ赤になっていました。このツイートを見て一言目に怒ってしまった自分を反省しました…」
「自分もいざその立場になったら絶対発狂してから叱ってしまいそうだー」
「私は1、2個のスタンプでさえ怒っちゃいましたし次あったらお絵描きできなくなるよとまで…」
「子供のやる気を損なわず、不必要に怒り倒さず、子供の行動を変えることができた!!素晴らしい躾ですね」
「『あんなに怒らなくてもよかったな』の反省を毎日繰り返している私に、ぜひ旦那様の爪の垢をください」

つい子供に怒ってしまう――という親の立場からのコメントも多く、全国の親御さんが日々子育てに悩まれていることがうかがえました。

うずらさんに聞きました。

――お子さんはどのような経緯で壁にスタンプを押したのでしょう?

うずらさん:買い物から帰宅後、荷物を出していた時に妙に静かだったので見に行ったらスタンプいっぱいの壁がありました。子供は「見てみて!」という感じで、夫はそれと同時に「すごいね!!」とお互いキラキラし合ってました。私は子供にスタンプを渡した記憶がなく、「なぜスタンプが…」と混乱してただ唖然としてました。ここではじめて、お子様ランチのおもちゃにスタンプが付いてたことを知りました。

――この時の旦那さんの対応から、お子さんは壁に落書きをしなくなったとのことですが、他にも変化があったことはありますか?

うずらさん:お絵かきがしたい時には渡している自由帳やスケッチブックに描き、他に使いたいものがあると「これを使っても良いか?」と聞くようになりました。それが習慣になった頃から、普段から好きな時にお絵かき工作できるようにテーブルの一角に画材コーナーを設けるようにしました。

――旦那さんの対応に称賛の声が集まりましたが、普段はどのような方なのでしょう?

うずらさん:子供が何がやらかした時、私は「やらせないようにどう教えたら良いか」をまず考える方なのですが、夫はそもそもやらかしたとは考えずに「成長した!」と思うようです。現にスタンプ事件の時も「これまで紙にしかやらなかったのにやってみたいと思ったことが成長した証」と言っていました。性格的には良く言えばおおらかで滅多に怒ったり焦ったりしません。周りの人と比べると少し変わってるかな?とも思います。

――他に旦那さんの性格が表れていると感じた、子供への接し方などがあったら教えてください。

うずらさん:牛乳をまるまる1パックこぼした時も叱らず、「やってみたかったのかな?」と聞いていました。そして、「おかわり欲しい時はパパかママに言って良いんだよ」という言い方をしていて、子供のやりたい、やってみたい気持ちを潰さないように気をつけているなと思います。

  ◇  ◇

今ではお絵かきが大好きになり、毎日のように絵を描いているといううずらさんのお子さん。

うずらさんによると、旦那さんの仕事は芸術関係、自身も元の仕事も美術関連であり、お子さんも赤ちゃんの頃から美術館や展覧会に行ったり、様々な画材に触れる機会が多かったといいます。

そのような家庭環境が本人の好きに影響していることは間違いないでしょう。しかしそれでも、もしあの時壁にスタンプを押したことを咎められていたら――今ほど絵に夢中にはなっていなかったかもしれませんね。

■うずらさんのTwitterはこちら→https://twitter.com/UzuraUz

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