川崎医療福祉大(岡山県倉敷市松島)医療保育学科のボランティアサークル「Smile Kids」が、野菜の種類や適切な食習慣を子どもに分かりやすく伝える「食育カルタ」を作った。学生たちは地域のイベントで活用し「野菜嫌いを克服するきっかけになれば」と話している。
保育士や幼稚園教諭を目指す1~3年生17人が担当した。絵札は20種類。このうち「り」の札は、冠を載せて擬人化したブロッコリーを描き「緑黄色野菜の王様ブロッコリー」を表現している。「も」は「もぐもぐとよく噛(か)んで」で、子どもが口いっぱいに頬張りそしゃくする様子をあしらっている。
読み札の代わりに各絵札の解説文をA4用紙3枚にまとめ、「ブロッコリーのビタミンCはレモンの2倍」「よく噛んで食べると満腹感が得られやすく、肥満予防になるよ」などとつづっている。
子どもたちの興味を引くため、絵札を釣り上げる遊び方を採用。クリップを付けた絵札を並べ、糸の先に磁石を取り付けたさおを操る。一度に複数人が楽しめるよう、絵札は種類ごとに5枚用意した。
かるたは、同大や倉敷市などが昨年11月にイオンモール倉敷(同市水江)で開いた食育イベントに合わせて制作。栄養学が専門の同大講師や市の保健師らからアドバイスももらって完成させた。当日は子どもからお年寄りまで約180人が挑戦。副部長の3年吉川美咲さん(20)は「リピートする子もいた。多くの人に楽しんでもらえて良かった」と振り返る。
サークルは今後も食育イベントなどでかるたを活用する方針。部長の3年吉梅帆香さん(21)は「好き嫌いをなくし、正しい食習慣を身に付けてもらいたい」と話している。
問い合わせはサークル顧問の尾崎公彦教授(086-462-1111=同大代表電話)。