食べ放題焼肉店でのエピソードがSNS上で大きな注目を集めている。
「焼き肉食べ放題のお店で働いてた時に、少年野球チームの貸し切りがあったときは、店長と二人でカレーを仕込んだなあ、そんで米の隣に置いておくと子供たちがモリモリとカレーを食うんだこれが」
と件のエピソードを紹介したのはリットルさん(@999cc)。
子供たちが肉とカレーをほおばる姿がありありと浮かんでくるこのエピソード。
SNSユーザー達からは
「運動すると炭水化物が欲しくなるんですよね。
その気遣いが素晴らしいです!」
「子どもたちはコスパなんて気にしない」
という称賛の声がある一方
「カレーと米を食わせて肉消費の絶対量を少なくする策士現る」
「肉食わせない罠(笑)」
「作戦通り行った時は気持ちよさそう笑」
などお店側のコスト対策を疑う声も寄せられているが真相はいかに?
投稿者さんに聞いた
リットルさんに話を聞いた。
ーーこのアイデアが生まれた経緯を。
リットル:子供たちがたくさん来るということで、食べるものがたくさんあったほうがいいだろうと用意しました。また、この日は店長と私の2人だけで営業時間外の貸し切りでした。食べ放題の肉を補充する暇もないと思われたので、カレーを出して選択肢を増やしてオペレーションを先延ばしにするという意味もありました。
お腹を空かせた子供たちがすぐに美味しいものを食べられるようにということもありますし、子供があまり好まないようなものを出すよりは、みんな大好きなカレーがあったほうがいいかなという配慮でした。もともとカレーはメニューになく、アルバイトの賄いとして作っていました。お店にはIHの卓上コンロがあったので、食べ放題のコーナーに並べました。
ーーカレーを置いたほうがコスト削減に?
リットル:カレーにもカルビ肉を入れましたし、普段仕入れない具材なども購入するので、コスト面は正直言えば微妙なところです。
ーー投稿が反響を呼びました。
リットル:人によって反応の仕方が真逆でしたのが興味深いですね。
◇ ◇
筆者も学生時代はよく友人と連れ立って焼肉食べ放題に行ったが、肉と同等にご飯ものをお腹いっぱい食べたものだった。成長に必要な炭水化物を美味しく食べてもらえるよう工夫したリットルさんたちの配慮には、プロフェッショナルを感じる。
リットルさん関連情報
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