みなさんは、子どもの就学を援助するために貸与される「奨学金」の返済は誰の役割だと思いますか。全国の15~19歳の学生男女1000人に聞いたところ、6割強の人が「自分」と回答し。奨学金の返済は自分自身で行っていくものだと理解している人が多いことが分かりました。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(東京都江東区)が、2023年7月にインターネットで実施した「10代の金銭感覚についての意識調査2023」のなかで聞きました。
15~19歳の学生男女1000人に「奨学金を利用した場合、返済するのは誰の役割だと思いますか」と聞いたところ、「自分」(64.7%)が突出して高くなり、以下、「親と自分の両方」が22.2%、「親(親族含む)」が13.0%と続きました。
これを学生区分別にみると、高校生では「親と自分の両方」(24.7%)が、大学生等(18.6%)と比べて6.1pt高くなりました。他方、大学生等では「自分」(69.1%)が、高校生(61.7%)と比べて7.4pt高くなっています。
なお、2023年3月に実施された10代の親世代を対象にした調査(※)の結果と比較すると、「親(親族含む)」と答えた割合は、40代・50代の親では33.9%と、10代の13.0%と比べて20.9pt高くなり、「親と自分の両方」では40代・50代が36.2%と、10代の22.2%と比べて14.0pt高くなっていました。
(※)SMBCコンシューマーファイナンス「金融リテラシーと家庭の金融教育に関する調査2023」より
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【出典】
▽SMBCコンシューマーファイナンス調べ