「女児を抱っこした」プリキュアの着ぐるみで子どもに接触 東映アニメーションが注意喚起 ひたち海浜公園は顔が確認できない被り物を規制

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「東映アニメーション」と「ひろがるスカイ!プリキュア」のX(旧Twitter)公式アカウントは、「ファンの皆様へのお願い」として、プリキュアのキャラクターの着ぐるみで、子どもらに声かけや接触をすることを控えるよう注意喚起しました。

「昨今、一般の方による非公式グリーティング活動(営業活動、一般の方へのお声がけや接触行為)などが見受けられます。作品公式と誤認させるような弊社キャラクター等を模した扮装による公共の場所での上記活動はお慎み頂けますようお願いいたします」と投稿しています。

遊園地などでプリキュアの着ぐるみを着て児童らとグリーティング(記念撮影したり、触れ合ったりすること)したとする人物の過去の投稿が数日前からX上で注視されており、「キュアミラクルの着ぐるみでひたち海浜公園に行って来ました」「女児が抱き付いてきたり抱っこしたりしました。グリーティングは着ぐるみの醍醐味だと思います」などの投稿が確認されました。

投稿内で名前が挙がった国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)は9日、サイトを更新し、撮影等のルールに新たな項目を追加しました。

【追加事項】
・コスプレ衣装を着用した撮影は、個人やグループで楽しむ行為であるため、他の一般のお客様へのお声かけや接触はご遠慮ください。
・お客様の安全な公園利用のため、防犯上、顔が確認できない被り物及び特殊メイク(目・鼻・口などの顔の一部を覆うメイク)、覆面、フルフェイスを着用しない。
・その他、公序良俗に反する行為、他のお客様に不安を与える行為は禁止します。

不安を抱く利用者に配慮しつつコスプレそのものは禁止しないという同園の対応に、Xでは「素早い対応」「顔が隠れないっていう基準が明確」と評価する声がありました。一方、「今回の騒動が影響して他の場所でコスプレ禁止になってほしくはないですね」という反応も見受けられました。

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