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「脱ぎ仕事」につきまとう迷惑客、セクハラ発言はなぜ尽きない? 「女性と縁がない」から想像力が欠如【元セクシー女優が解説】

たかなし 亜妖 たかなし 亜妖

筆者が勤めていたセクシー女優やグラビアアイドルなどのいわゆる脱ぎ仕事をしていると、運悪く巡り合ってしまうのがファンからのセクハラ行為です。

直接身体を触ってくる人は少ないけれど、その代わりに言葉のセクハラ被害は少なくありません。SNSでのリプや質問箱、DMはもちろんですし、最悪の場合はイベント会場でありえない発言を浴びせられる可能性さえあります。会話内容がはっきりと周囲に聞こえない限り出禁を言い渡すのも難しいため、言葉のセクハラをおこなう人は迷惑客の代表格です。

みなさんセクハラがご法度であることを理解しているはずなのに、なぜかセクシー女優やグラドルに対しては気が緩んでしまうのでしょう。「彼女たちなら何をしても受け入れてもらえるだろう」という間違った考えを持つ男性は存在します。

そこで、実際にイベントでセクハラ発言を受けてきた筆者が、どんな男性がセクハラ発言へと走るのかを紐解きます。

女性と縁がないから、こうなる

まずは、今まで女性と縁がなかった人ですね。毎日の生活で女性と縁がなければ、どう接していいかわからないのは当然でしょう。ネットだけの知識を得ると大きな勘違いも起こりやすく、実在する人物(=女性)とのコミュニケーションは重要なことです。

知識があろうとなかろうと、経験不足は最大の敵。真正面から異性と向き合い、きちんとした会話ができないと「女性が何を言われたら嫌悪感を覚えるか」が理解できません。経験不足は想像力の欠如へと繋がり、距離感バグを起こし、迷惑客になっていきます。

しかも、こういった人は初対面からセクハラ発言をしてくる強靭なメンタルを持っています。初めましての挨拶もなしに、いきなり「経験人数何人?」やら「男優さんの“モノ”、どういうのが好きなの?」なんて聞いてくるのです。

夜職女性に肯定され過ぎると起こる距離感バグ

女性と接した経験が多かったとしても、相手が「お金を払わないと会えない人」ばかりでは、さほど身になりません。代表的なのはキャバクラやクラブ、ラウンジなどの夜職キャストとのコミュニケーションです。

彼女たちはボランティアではなく商売。つまり会話やリアクションはリップサービスですので、これら全てをリアルな女性の反応と思い込めばもう最後。一般的な感覚からは遠ざかります。

そのため、夜職キャストと多く会話している人は「下ネタでも女性に引かれなかった」という体験を元にセクハラをしてきてしまうのです。キャストは客を否定できませんから、心の中で気持ち悪いと思っても口には出せません。「やだ〜⚪︎⚪︎さん」と笑うか、盛り上げてその場をやり過ごすものの、彼らはこの営業を肯定と捉え、勘違いしてしまうのです。

そして同じノリでセクシー女優やグラドルのイベントに行き、セクハラ発言する→嫌な顔や苦笑いをされる→「あれれ?」となる流れは、決して珍しくないでしょう。

もちろん中にはノリの良い子もいますので、演者に常識外の発言を浴びせても笑って流すか、うまく返されることもあると思います。しかし頭の中でどんな感想を持つかは本人にしかわかりません。「アハハ、おもしろ」という言葉の裏には「キモ。もう来ないでほしい。何してんのこの人」という本音が潜んでいる可能性だってあります。

TPOをわきまえ一般常識を守れる大人が演者には好かれます。もし今後イベントに参加する予定があるのなら、“迷惑な輩”にはならぬよう気をつけましょう。

◆たかなし亜妖(たかなし・あや)
元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。

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