JAFが電動キックボードに警鐘 転倒時の危険性を検証 ヘルメットは努力義務だが…「非着用では重篤なケガ」につながるおそれ

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実験では電動キックボードや腕が先にぶつかっていましたが、頭部から衝突することを想定。フロントガラスにダミー人形の頭部(4.5kg)を高さ1.6mの位置から落とし、20km/hでフロントガラスに直接頭部をぶつけた場合の衝撃を再現しました。

フロントガラスがクモの巣状にヒビが広がって割れるほど衝撃は強く、頭蓋骨骨折や脳損傷、死亡のリスクが高いことが予想されます。

今回の実験では電動キックボードが一次衝突のときよりも、二次衝突のときの方が高いHIC値となり、より頭部への影響が大きいことが明らかとなりました。電動キックボード(特定小型原動機付自転車の場合)は、16歳以上であれば免許なしで気軽に乗れる便利な乗り物ですが、走行中に転倒して地面に頭を打ち付けた場合、重篤な頭部傷害や死亡事故につながるため、頭部を保護するヘルメットはとても重要な役割があるといえます。また、あご紐の調整などで適切にヘルメットを着用することも重要なポイントです。

JAFは「免許なしで運転できるからこそ、ひとりひとりが交通ルールやマナーを守り、思いやりの心をもった運転を心がけましょう」と呼びかけています。

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