20歳の誕生日にお酒を飲んだ人や、飲んでみたいと思う人は多いのではないでしょうか。漫画家・鮎さんの作品『深夜の年齢(再)確認』では、コンビニレジでのやり取りが描かれています。同作はX(旧Twitter)に投稿されると、約3.7万のいいねが寄せられました。
夜12時手前のコンビニにて、女子大生の杏はお酒を購入します。お会計の際、レジの画面には「20歳以上ですか?」の文字が。すると杏は「まだ20歳(ハタチ)じゃなかったです…でも5分でなります」とレジのアルバイト・吉田に告げました。
杏は、どうしても20歳になったらお酒を買ってみたかったため、そのまま5分レジで待つことにします。待っている間に、杏は20歳を迎えた時のことについて吉田に尋ねました。吉田はその瞬間もこの店でアルバイトをしていたことを思い出し、あれからもう10年も経ったのかと衝撃を受けます。
すると杏は「そんなに長く1つのこと続けられるなんて羨ましい」と予想外の返答をしました。杏はなにをやっても続かない性格で、この間は大学のサークルも辞めてしまったそうです。
話を続けているうちに、いつの間にか12時を回ります。吉田に見守られながら、年齢確認を済ませた杏。吉田は、杏が購入したお酒を奢ることにしました。お酒を手渡したあと、吉田は「三日坊主でも1年365日で120個のことにチャレンジできるので諦めずに頑張ってください」と声をかけます。
その後、2人ともそれぞれ何か頑張ってみようと決意を新たにするのでした。
読者からは、「三日坊主のくだりがすごく素敵」「前向きな気持ちになれた!」などポジティブな声が挙がっています。そこで、作者の鮎さんに話を聞きました。
「20歳の誕生日にお酒を買ってみたい女子大生」のアイデアから思いついた
―コンビニを舞台に作品を描いたきっかけについて教えてください
「20歳の誕生日に記念にお酒を買ってみたい女子大生」という大元のアイデアを思いつき、それにまつわる年齢確認や店員とのやりとりをコミカルに描いてみたいと思い、深夜のコンビニが舞台となりました。
―「三日坊主でも1年で120個のことにチャレンジできる」という言葉に多くの共感が寄せられていました。この言葉はどのようにしてお考えになったのでしょうか?
自分より10歳下の子が「自分は三日坊主でどうしようもない」と卑下していたら、どんなポジティブな言葉をかけるかなと想像を巡らせました。「365を3で割ると約120だから…1年で120個の新しいことができるよ!」と。
―作品のなかで、お気に入りのシーンはありますか?
5ページ1コマ目の、誕生日になった瞬間の縦長の構図の絵が気に入っているのと、その後に続く年齢確認のボタンを初めて押す(それを店員が見守っている)シーンがほっこりとしていて好きです。
<鮎さん関連情報>
▽X(旧Twitter)
https://x.com/ilikeTarako
▽pixiv
https://www.pixiv.net/users/19126285
▽comicブースト(幻冬舎コミックス)
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