「スレッタ&ミオリネ…と見せかけてタコとイカ」
イラストレーターの中村豪志さん(@F_M_U)が、人気アニメのキャラクターを参考にしつつも独創的なイラストをTwitterで公開。見事な発想力が多くの反響を呼んでいます。
この7月にシーズン2の放送が終了したアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。ガンダムシリーズのひとつであり、女性主人公、学園モノ、企業間の競争といった要素も盛り込まれ、幅広い世代に受け入れられた作品となりました。
そんな同作のメインキャラクターであるスレッタ・マーキュリーとミオリネ・レンブラン。中村さんはその二人をモチーフにしたイラストを、『水星の魔女』の最終話が放送された7月2日に公開しました。
一見、イラストに描かれているのは、スレッタとミオリネの後ろ姿。しかしよくよく見てみると…。実際に描かれているのは、驚くべきことに海でおなじみの生物・タコとイカなのでした。
この中村さんの発想力に対し、驚きの声が多数寄せられています。
「この発想は無かった」
「天才かっ!!!」
「ホントにそうしか思えなくなるwww」
「騙されました。水の雰囲気好きですー」
「スレタコとミオリイカか」
「水槽の魔女やんけ」
人気アニメのキャラと海の生物を絡めるという、あまりに意外な組み合わせに騙される人が続出。なぜ、このようなイラストを思い付いたのでしょう?中村さんに聞いてみると、これまた意外なご回答をいただきました。
「自分はそういうデザインモチーフのキャラなのかと初見より思ってました」
なんと、最初からそのように感じていたとのこと。目の付けどころの違いが、ご自身のアーティストとしての独創性にも反映されているのですね。
しかし、タコとイカが海底から、水面より差し込む光に向かって腕を伸ばしている様子はどこか神秘的であり、大きな困難に直面しながらも希望を失わず生きていこうとするスレッタとミオリネの姿とも重なって見えます。
中村さんご自身も『水星の魔女』について、「絵もきれいなので皆様と同様に楽しんでいました」とのこと。ご自身も好きだったからこそ、このような作品愛を感じられるイラストに仕上がっているのは間違いないようですね。
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イラストレーターとして、他にもたくさんの独創的な作品を生み出している中村さん。
8月5日~14日に『幻獣神話展X』、8月5日~9月3日に『お台場ラブリーワールド展』にて、それぞれ作品を出展予定とのことです。
■中村豪志さんのTwitterはこちら
→https://twitter.com/F_M_U
【イベント情報】
『幻獣神話展X』
会場:有楽町交通会館B1 ゴールドサロン
会期:2023/08/05〜08/14 入場無料
開廊時間:11:00〜19:30(最終日は17:00まで)
『お台場ラブリーワールド展』
会場:グランドニッコー東京台場 3F GALLERY21
会期:2023/08/05〜09/03 入場無料
開廊時間:11:00〜19:00(最終日は17:00まで)