昭和レトロブーム、ついに真打登場!? 花柄やストライプ柄の家電など8アイテムが登場 タイガー魔法瓶100周年記念で復刻

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タイガー魔法瓶株式会社が、創立100周年を記念したレトロ柄復刻シリーズを6月21日に発売します。令和の新たな家電製品として、1970~80年代の昭和の時代に人気を博した花柄とストライプ柄を復刻。当時を知る世代にはどこか懐かしく、若い人たちには今人気の「昭和レトロ」な流行アイテムとして新しさを感じるラインナップになっています。

1923(大正12)年、国内向けに「虎印魔法瓶」を発売して以来、「真空断熱技術」と「熱コントロール技術」を駆使したものづくりを掲げ、大正・昭和・平成・令和と4時代を歩んできたタイガー魔法瓶。レトロ柄復刻シリーズは、100周年という記念すべきタイミングで、タイガーの歴史と今、未来をつなぐ商品として企画されました。

花柄とストライプ柄が生活を彩った時代

ラインナップは、ジャー炊飯器や蒸気レス電気ケトル、VE電気まほうびん、ホットプレートといった家電製品のほか、タイガー魔法瓶の祖業である真空断熱製品のステンレスポット、真空断熱ボトル2種、真空断熱フードジャーの全8アイテム。70~80年代は、タイガー魔法瓶が祖業の魔法瓶や保温水筒中心の商品展開から、保温ジャー、ジャー炊飯器、電気ポットなどの家電製品を手掛ける総合メーカーへと進化を遂げた時代でした。

当時、花柄とストライプ柄は様々な商品群に幅広く採用され、時代の感性にマッチしたデザインとしてヒット。その代表的な2柄が時を超えて、再び登場します。

1970年代は花柄全盛時代。タイガー魔法瓶もテキスタイルデザインの第一人者、関留辰雄(せきどめ・たつお)氏による花柄デザインを1967(昭和42)年からポットのボディにあしらい、1970(昭和45)年発売の電気ジャー第1号「電気ジャー<炊きたて>EL型」にも花柄を採用しました。1975年(昭和50年)頃になると、小花模様から、ポピーをはじめとする大柄の花柄が流行。花柄のよしあしで売上が変わっていた時代に、明るく鮮やかなポピーは大変人気があり、この赤く愛らしいデザインは人々の記憶に今も残る、昭和レトロの代表と言えます。

一方、ストライプ柄は、1970年代後半にオレンジ・グリーン・レッドなどのカラー展開で登場しました。戦後世代、いわゆる昭和20年代生まれの人たちが20代、30代になり始めると、核家族化の進展と相まって新しい家庭生活のスタイルを楽しむファミリー層が生まれました。こうした世代からは、台所や食卓が豊かで彩りのある魅力的なスペースになる調理器具が求められ、カラフルで幾何学的な模様が流行。オレンジストライプ柄は1977(昭和52)年に初めて登場し、1979(昭和54)年4月にはストライプ柄を含む電気製品7点をシリーズ化して一挙に発売しました。カラーコーディネートができて、台所に美しく調和するフレッシュな感覚のデザインを採用しました。

「昭和レトロ」ブームの風に乗るか

ちなみに昨今では、平成生まれのZ世代に「昭和レトロ」のブームが到来。昭和世代には懐かしいものが、むしろ新鮮に感じられるとして、若い世代の注目を集めています。これらの背景を踏まえ、タイガー魔法瓶は、同社のDNAを受け継ぎながらも、未来に伝えたい「100周年記念モデル」としてレトロ柄シリーズを復刻しました。

【特設サイトで予約受付中】https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/retro-series/

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