神戸大学が初のラジオ番組『神戸大学☆夢ラボ』 4月スタート ラジオ関西から情報発信

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 神戸大学(神戸市灘区)が、同大学として初のラジオ番組『神戸大学☆夢ラボ』(ラジオ関西)を、4月2日(日)にスタートする。SDGsと地域連携を大きなテーマに掲げ、神戸大の持つ「知」を広く情報発信していく。

 同番組は、神戸大とラジオ関西が3月に包括連携協定を結んだことを機に始まるもの。各専門分野の研究者が、研究のきっかけや研究成果が社会への影響などをリレー形式で伝える。また、企業や自治体との地域連携活動などについても紹介。学生たちも出演する予定。

 神戸大学地域連携推進本部は、連携協定を結んだ兵庫県内の自治体や企業などと協力して、地域活性化に関する事業などに取り組んでいる。メディアとも積極的に協定を結んでおり、地元メディアである神戸新聞社、サンテレビとも既に協定を締結している。

 今回協定を結んだラジオ関西は、SDGsの地域への浸透を重視しており、神戸大学における最先端の研究成果や地域での取り組みを連携して発信することで、市民の意識や行動の変化につなげていきたい考え。

 番組には、1人の研究者が2回にわたって出演する。1年間で計26人の教授陣、学生が登場する。進行は、神戸大学出身のピアニストでラジオパーソナリティの天宮遥さんが務める。天宮さんの質問に研究者たちが答える形で、研究内容だけでなくストレス解消法や趣味、こだわりなども本音で語り、大学を身近に感じてもらうことを目指す。

 第1回と第2回は、藤澤正人学長が、名付け親として番組タイトルに込めた思いや、趣味の寺院巡りや宝塚歌劇の話から、神戸大学の将来像などまで幅広く語る。

 第3、4回は、地域連携推進本部長を務める奥村弘理事・副学長が、丹波篠山市での神戸大の地域連携活動などを紹介する。また、第5回以降は、4月に投開票を迎える統一地方選を地方政治の専門家が分析したり、新緑の季節にぴったりの森林の研究者が登場したりするなど、タイムリーなテーマに沿いながら、神戸大の研究の「いま」を伝えていく予定。

 放送は毎週日曜日の午前8時45分から15分間(再放送:毎週月曜午前5時15分から)。

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