電気代高騰で注目!?…メルカリで物価が1.2倍に上がった「室内用の防寒具」とは

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今年の冬は電気代高騰により、家計が圧迫されたと感じた人も多いのではないでしょうか。メルカリ総合研究所が公表した「メルカリ物価・数量指数からわかる2月トレンド通信」によると、室内防寒対策に使える「レッグウェア」の物価指数が上昇傾向にあることが分かったそうです。 

「メルカリ物価・数量指数」は、月間利用者数2100万人超のフリマアプリ「メルカリ」を活用し、「メルカリ」内の取引価格と流通数量の変動状況を、「メルカリ」における商品カテゴリー毎に月単位で表す価格指数・数量指数で、個人間商取引における消費者の需要を可視化しているといいます。

前年同月比の物価上昇が最も高かった商品は、1位「トレーディングカード(おもちゃ・ホビー・グッズ)」(前年同月比:148.3%、物価指数:1.78)でした。次いで2位「演劇/芸能(チケット)」(前年同月比:129.7%、物価指数:1.12)となり、以下、3位「アクセサリー(メンズ)」(前年同月比:126.4%、物価指数:1.63)、4位「オーディオ機器(家電・スマホ・カメラ)」(前年同月比:123.9%、物価指数:1.32)、5位「レッグウェア(レディース)」(前年同月比:119.1%、物価指数:1.12)と続きました。

一方、前年同月比の物価下落が最も高かった商品を見てみると、1位は「テレビ/映像機器(家電・スマホ・カメラ)」(前年同月比:77.0%、物価指数:1.02)でした。次いで2位「リラクゼーション(コスメ・香水・美容)」(前年同月比:86.0%、物価指数:1.40)となり、以下、3位「音楽(チケット)」(前年同月比:87.3%、物価指数:0.97)、4位「イベント(チケット)」(前年同月比:87.4%、物価指数:1.13)、5位「その他(ベビー・キッズ)」(前年同月比:88.9%、物価指数:1.02)という結果になりました。

このうち、「レッグウェア(レディース)」の物価指数を見てみると、2021年1月から2022年9月の期間、「レッグウェア」の物価指数は基準値以下で推移していましたが、2022年10月に基準値を超え、2023年2月までの間、物価指数は上昇基調となりました。2月の物価指数は前年同月比でおおよそ1.2倍になっています。

調査会社は、「家計の圧迫に対応した節約意識の高まりをみてとることができました」といい、「一次流通市場においても節電要請や電気代の節約の観点で室内防寒グッズに注目が集まりましたが、二次流通市場においても同様の傾向があることがわかります」と述べています。 

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