労働環境が良く、働きやすい企業…そんなホワイト企業の見分け方はどのようなものがあるのでしょうか。全国の10～60代以上の働く男女507人（男性255人・女性252人）に調査をしたところ、ホワイト企業だと思う職場の特徴は、「休みが多い・休みやすい」「残業なし・少なめ」などに回答が集まったそうです。
株式会社AlbaLink（東京都江東区）が運営する『訳あり物件買取プロ』が、「ホワイト企業だと思う職場の特徴に関する意識調査」と題して2022年12月～2023年1月の期間にインターネットで実施した調査です。
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まず、「自身の会社をホワイト企業だと思いますか」と聞いたところ、「思う」（23.7％）と「まあ思う」（38.2％）を合わせると61.9％の人が「ホワイト企業だと思う」と回答し、近年の働き方改革などで、労働環境・職場環境の改善に取り組んでいる企業が多いことがうかがえました。
なお、「自身の会社をホワイト企業だと思う」と答えた人からは、「残業が少なく、ワークライフバランスが取れていると感じる」（40歳男性）、「有給休暇はもちろん、育休や産休もとりやすい。時短勤務や在宅勤務も積極的に取り入れてくれる」（46歳女性）、「フレックスタイムやリモートワークが推奨されている。またオンブズマンの制度がきっちり機能しており、ハラスメントも厳重に処分される」（57歳男性）といった「ワークライフバランス」「柔軟な働き方」などに関する声が寄せられています。
一方、「自身の会社をホワイト企業だと思わない」と答えた人からは、「給料が安いのと、有給消化率も低い」（35歳女性）、「休みが少なく、勤務時間が長い」（47歳男性）、「コンプライアンスが守られていないし、ハラスメントはあるし、給料も仕事量の割には少ない」（53歳女性）といった声が寄せられました。
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次に、「ホワイト企業だと思う職場の特徴」を聞いたところ、1位は「休みが多い・休みやすい」（137人）でした。次いで、2位「残業なし・少なめ」（120人）、3位「残業代がきちんと支払われる」（100人）、4位「福利厚生が充実している」（83人）と続き、労働環境や金銭面の満足度を挙げた人が目立つ結果となりました。そのほかの結果と回答者からのコメントは以下の通りです。
【1位：休みが多い・休みやすい】
▽年間休日数が多い（28歳男性）
▽有給休暇消化率100%（35歳男性）
▽週休二日制で、お盆休みや正月休みなどの休みがキッチリとれるところ（50歳女性）
【2位：残業なし・少なめ】
▽過度な残業や休日出勤がない（23歳男性）
▽ほぼ定時で帰れるところ。「締め日だから」と時間ギリギリまで職場にいるよう強要しないところ（36歳女性）
▽普段は定時で帰れること。忙しいときもたまにはあってもよいが、最長1カ月まで（48歳男性）
【3位：残業代がきちんと支払われる】
▽残業代が全額出る（23歳女性）
▽残業代が1分単位で支払われる（35歳男性）
▽サービス残業がなく、しっかりと労働の対価を支払える会社（45歳男性）
【4位：福利厚生が充実している】
▽充実した福利厚生が整備されている会社（43歳男性）
▽福利厚生施設の完備（51歳男性）
▽正社員だけでなく「アルバイト」「パート」「契約社員」にもしっかり福利厚生が適用される会社（27歳女性）
