抜け毛、歯の黄ばみ…ペットの老化サイン、気付いてる? 杉本彩さん体験談も…シニア犬&猫のために読む本

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 人間に更年期があるように、ペットにもシニア世代特有の体調の変化があります。犬や猫がシニアに差しかかる10歳ごろから始めたい長生きケアを紹介した1冊が発売されました。「愛犬・愛猫が10歳すぎたら読む本」(宝島社)。

杉本彩さん、大切なのは「命に責任を持つこと」

 同書によると、犬や猫の10歳前後は人間でいうと54〜62歳ぐらい。個体差はあるものの、老化のサインが出始めるそう。

 犬の老化のサインは、皮膚がただれている、抜け毛が増えた、目が白っぽくなった、散歩を嫌がるようになった、階段の上り下りが苦手になった、呼ばれても反応が鈍いなど。

 猫の老化のサインは、ヒゲが短くなる、歯が黄ばんできた、体形が変わってきた、高いところに上らなくなった、爪研ぎをあまりしなくなった、毛づくろいをしなくなったなど。

 同書では、日常の健康管理、食事、運動、遊び、環境から、老化や病気のサイン、治療法、獣医師の選び方にまで、現役の獣医師が徹底解説。ペット食育協会上級指導士、阿部弘子さんの特別レシピや、10人の飼い主たちによる「うちの子の場合」など、参考になる生の声がふんだんに掲載されています。

 動物愛護の活動に取り組む女優、杉本彩さんのロングインタビューも掲載。杉本さんは「いちばん大切なのは動物がその天寿を全うできるよう、その命に責任を持つこと」とし、犬や猫との生活を始めたきっかけ、シニア世代の猫たちに気を使っていること、介護でつらかったこと、ペットの死をどう乗り越えたかなどを語っています。

 全国の書店やオンライン書店などで発売中。税込み1100円。

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