犬がトンビに連れ去られそうになった!愛犬を守った「リード」は飼い主と犬と繋ぐ「命綱」 投稿者に聞いた

はやかわ かな はやかわ かな

大型の鳥「鳶(トビ、トンビ)」に食べ物や持ち物を奪われる被害が頻発しています。とくに海辺や河川敷での被害が多く、鋭い爪や大きな羽が当たって怪我をしたという被害も報告されています。そんな中、「友人の愛犬が『トンビ』に連れ去られそうになった」という、ショッキングなツイートが話題になりました。

もし「ノーリード」だったら…

「【注意喚起】仕事先の友人が小型犬を連れて海に行ったら鷲?鷹?のように大きな鳥がバサバサって来たと思ったら犬を鷲掴みして飛び立ったと。びっくりしてリードを引いたら鳥と引っ張り合いになったけど、絶対に離すまいとグイッと引っ張ったら(鳥の)足から離れて無事だったらしい」

「ノーリードだったら完全に連れ去られたって言ってました」

「とにかく大きな鳥だったそうです。多分ずっと上から狙って降りてきたんじゃないかと言ってました。延びるリードじゃなくて良かったって言ってました。何メートルも上に連れ去られてたら、例え離したとしても落下で怪我をさせられていたって。想像しただけで恐ろしいです」

被害にあった小型犬の飼い主さんはSNSをやっていないため、自らも小型犬のポメラニアンと暮らす投稿者の方が、注意喚起として事の次第をツイートしたそうです。投稿者さんを通して被害の詳細を聞きました。

現場はトンビ被害が多い「鎌倉」

ーーご友人のワンちゃんは怪我もなく無事だったそうですね。その後、ワンちゃんとご友人の様子は…?

「怪我はなかったけど、犬に着せていたダウンは鳥の爪で裂けたのか、ボロボロだったそうです。友人は今でもあの日のことが本当に恐ろしく、正直、思い出したくないと言っていました。犬よりも自分の方がトラウマになってしまい、散歩すら怖くなってしまったそうです。ワンちゃんの方は普段通りに生活出来ているそうです」

ーー被害に遭ったのは海辺…?

「鎌倉の海に行ったと聞いています。いつものように愛犬と歩いていたところ、音もなくいきなりバサッと来て、愛犬を鷲づかみにした感じだった…と言っていました」

ーー「鎌倉」は「トンビ」の被害が多く報告されている場所ですよね。

「鳥に詳しくないので断言は出来ないらしいのですが、茶色くて大きな鳥だったからトンビじゃないかな?ということでした」

愛犬を守った「リード」

ーーワンちゃんはどのぐらいの高さまで持ち上げられてしまったのでしょうか?

「鳥の翼が自分に当たるくらいの距離だったこと、犬の身体は宙に浮いたけど、落とされた時も足を痛めた様子がなかったことから、そんなに高さはなかったように思います、とのことでした」

ーーご友人のワンちゃんの犬種とサイズは?

「ポメラニアンとチワワのMIX犬で、体重は3.8キロだそうです」

ーー「リードが命綱」となりましたね…。

「いつもなら、出先で遊ばせる時は伸びるリード(フレキシブルリード)に付け替えるらしいのですが、その日はたまたま忘れて来たため、普段の散歩で使うハーネスと伸びないリードを使っていたそうです。

鳥につかまれたと同時に犬が騒いで暴れ、友人もリードを引きながら身体をひねって犬を取り戻そうとしたらしく、翼が何度も自分に当たった後、鳥は犬を離したそうです。実際のところは、鳥が自ら犬を離したのかどうかはわからないというか……とにかく無我夢中だった、と言っていました」

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