愛犬と散歩中「刃物を振りかざす不審者」と遭遇 警察もマークする「犯罪予備軍」から身を守るには?

はやかわ かな はやかわ かな

犬と散歩をしていると、飼い主は通行人や犬好きからよく声をかけられるものだ。そんなありふれた光景が一転して「事件」となったツイートが大きな注目を集めた。

災害救助犬として活躍する7歳になるホワイト・スイス・シェパードの男の子、コアくんの飼い主、Rookieさん(@kainehenalu)。この日、Rookieさんは昼間の明るい時間帯に愛犬、コアくんと散歩をしていた。人通りの多い遊歩道を歩いていた時、不審な人物が目の前に現れた。

突然、刃物らしきものを振り回し始めた

「コアくんのお散歩をしていたら、70代くらいの男性に話しかけられ、年齢など普通に答えて応対していたら、途中から『手入れが悪い、ブラッシングが足りねぇ!一日何分やってるんだ!』と怒鳴り始め、柄のついたケースに入った30㎝くらいの刃物のようなものを私に向かって振りかざし始めた」

「そこでコアが吠えかかり、男がひるんで少し離れたので、警察に通報。最初は『警察呼ぶなら呼べよ!俺の名は〇〇だ!』と怒鳴っていた男も、私が警察と実際に電話していると逃げ去っていった。男はコアが吠えかかると『大丈夫だよ』などとなだめていたので犬好きなのかもしれないが、大丈夫じゃない」

「私が刃物らしきものを持った男に怒鳴られている間(通行人が)2~3人通り過ぎたが、通り過ぎるだけ。コアが吠えかかってくれて本当に助かった。警察は通報したらすぐに来てくれました。男の名乗った名前と容貌を伝えると警察はその存在を把握しているとのこと」

「それでもその男は野放しになっている。何件も通報されているけれど逮捕するほどのことはしていない犯罪予備軍みたいな人はたくさんいるのだろう。スマホは取り出しやすい場所に持ち、何かあればためらわず警察に通報を。警察の方もすぐに通報してくださいとおっしゃっていました」

「今回コアが吠えかかってくれたことは助かったし、頼もしかったけれど、コアには人間に敵がいるという経験はさせたくなかった。警察官の方々が到着した時、コアは彼らにかなり警戒していたが、優しく穏やかに接してくれたのでいつものコアに戻れた。私もほっとしました。ありがとうございます」

「【追記】男が持っていたのは形状から黒っぽいケースに入った長いナタのようなものだと思われます。柄はケースから出ていましたが、刃面は確認していません。刃面が確認されないと警察は刃物を持っていたと言えないようでした。どちらにしろ私に向かって3回ほど振り下ろしてきたので危険だと思います」

事件に関する一連の投稿の後、「誰でもいつどこで犯罪にあってしまうかわからない。みなさんもお気をつけください。外出時はスマホは持って、何かあったら冷静に通報を」とツイートしていたRookieさん。愛犬との散歩中に遭遇した「身近に潜む危険」について話を聞いた。

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