「リードフックにうちの犬を繋げてコンビニに入ろうとしたら店内から出てきた知らない男が、うちの犬に向かって歩いてってそのままうちの犬を蹴られました。咄嗟に襟元掴んで止めたら顔面グーパンされたから警察呼んで被害届出した。犬蹴るとか許せない」という、EKKA(@ekkartworks)さんのツイートが話題です。
愛犬への暴行だけにとどまらず、飼い主であるEKKAさんに対する傷害事件となった本件について、お話を聞きました。
突然、知らない男が愛犬を蹴り、飼い主を殴打
事件が起きた日、EKKAさんは愛犬の散歩中、普段は携帯している「ペットの排泄処理用の袋」を忘れたことに気づき、近くのコンビニに立ち寄りました。通常、EKKAさんは愛犬の散歩中に買い物をすることはありません。しかし、散歩中に排泄をした愛犬の排泄物を放置することは、重大なマナー違反。そこで急遽、近くのコンビニで「排泄物処理用の袋」を調達することにしました。
そのコンビニ店の敷地内には、犬連れの買い物客のために、店外に犬をつないでおける「リードフック」が設置されていました。EKKAさんはもと保護犬であるフレンチブルドッグ、ペギーちゃんを「リードフック」に係留。店内に入ろうとしたところ、事件が起きました。
駐輪場ではない場所に自分のバイクを止めていた男が、突然、リードフックに係留されていたペギーちゃんを蹴り飛ばしたのです。事態に気づき、すぐに駆けつけたEKKAさんに詰め寄られた男は、今度はEKKAさんの顔面を拳で殴打。EKKAさんは警察に通報しました。
「犬嫌い」という呆れた犯行理由
事件の経緯について、「警察から聞いた話によると、リードフックの近くに加害者の男がバイクを停めていて(停めちゃいけない場所です)邪魔だったのと、『犬が嫌いだから』とのことです。理由も理由で怒りに震えています」「被害届取り下げて欲しいって言われたけど謝られても金積まれても取り下げてやらない。何も喋れないし何もしてない犬を蹴るなんて頭おかしい。絶対許さないよね」と、ツイートしていたEKKAさん。理不尽で身勝手な加害者の行動について、憤りのリプライが殺到しました。
「怒りでわなわな震えます」
「犬嫌いな方が一定数いらっしゃるのは仕方ないですが、犬を蹴るのは話が別」
「バイク嫌いだからって蹴り倒して『そうですよね』とは、ならんでしょ」
「その人きっと虐待常習犯です」
「動物虐待」は凶悪犯罪の予兆
今回のリプ欄には、同様の経験をした犬飼いさんたちからの衝撃的な声も寄せられました。
「ドッグランで見ず知らずの男性(その人も犬散歩してた)に近づいたら、思いっきり蹴られて吹っ飛んだ事件がありました。私のわんこは泡を吹き痙攣して白目をむいてしまいました。今思い出しても許せないことです…」
「うちもチャリの前カゴに入れてて、信号待ちしてたらおばあちゃんにペットボトルでワンコの頭叩いて逃げられたことある」
「僕も、お前の犬、脚折ったろかと言われて悲しくなったことありました」
米国の犯罪分析データによると、「動物虐待犯」は反社会的行動や凶悪犯罪につながる予兆とされています。飼い主への傷害事件にもなった今回の一件について、EKKAさんに詳しくお話を伺いました。