「なんちゃって植栽」「フェイクグリーン」「令和のいけず石」銀行前の謎の草に妄想ふくらむ

竹内 章 竹内 章

「フェイクグリーン」「なんちゃって植栽」などと呼ばれ、京都通の間では知る人ぞ知る存在の京都市下京区の京都中央信用金庫四条支店前の“謎の草”。令和のいけず石などとやゆする呼び名もSNSでは見受けられますが、この立体バラン、ゲームを制作する人の目にはこんな風に映るのか…。

「こちら京都にある低ポリ植え込み 観光客に対する負荷対策かもしれん」と謎の草の画像を投稿したmatcha_tb(@matcha_tb_VRC)さん。「マインクラフト」を感じさせるブロック状の姿、バグのような空間に、4万近いいいねが付き、「京都は神社仏閣や庭園に容量食われてるのでこういったところで節約しないと重いんですよね」「人も多ければ美麗建築も多い。やはりこういうところで処理落ち対策せねば」「NINTENDO64のゲームかと思った」とゲームファンとみられるユーザーが面白がっています。

matcha_tbさんに聞きました。

ー謎の草の印象を

「ゲーム制作などを仕事にしており、見た瞬間『軽量化の手法である低ポリゴン化で負荷対策してるみたいだな』と思ったため、このツイートをしました。また、京都は繁忙期になると街中が混雑したり、景観条例があったりするので、人や景観に描画を優先させるためにこのようにしているのではないかというボケの意味もあります」

ー植え込み三角柱を置いた狙いはどう推測しますか

「ベンチに利用していたものをいわゆる排除アートとしたのかなとは推測します。ですが、それなら撤去すれば良いので、『前に立たせないぞ』という意図もあるのかなと感じました」

matcha_tbさんは、Webサービスの展開や3Dアバター向け衣装の販売、Minecraftサーバーを運営しているAzte Studio Groupの代表をしています。

AzteStudioホームページはこちら→https://aztestudio.com
BOOTH持ってるよリスト:https://motteruyo.com
Minecraftサーバー:https://twitter.com/Coretol

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