最近ではマスクの着用についてさまざまな考え方が示されるようになりました。そこで、全国の20~60代の男女600人に、マスクの着用ルールが緩和された場合の、外出時におけるマスク着用について調査をしたところ、約8割の人が「今後もマスクを着用する」と回答しました。また、約4割の人が「感染対策以外の目的で着用している」と回答したそうです。
第一三共ヘルスケア株式会社(東京都中央区)が、「理想の肌に関する意識調査」と題して2022年9月にインターネット上で実施した調査です。
同調査によると、マスクの着用ルールが緩和された場合の「外出時におけるマスク着用意向」については、「毎日着用する」(47.7%)、「週に5~6日着用する」(15.8%)、「週に1~2日着用する」(6.7%)、「週に3~4日着用する」(6.5%)という結果になり、合わせると76.7%の人が「マスクの着用意向がある」ことが分かりました。なお、「まったく着用しない」と回答した人は10.2%でした。
これを性年代別でみると、男性よりも女性の着用意向が高く、特に女性では「20代」が88.3%と、最も継続意向が高いことも分かったそうです。
また、全回答者の41.5%が「感染対策以外の目的でマスクを着用している」と回答。「感染対策以外の目的でマスクを着用している」と回答した女性141人と男性108人に「マスクの着用目的」を聞いたところ、女性では「化粧をしてないことを隠すことができるため」(60.3%)が最多に。一方、男性では「エチケットやマナーのため」(46.2%)が最も多く、2番目に多い理由は「髭を剃っていないことを隠すことができるため」(30.6%)だったそうです。
次に、「自分の肌と理想の肌におけるギャップ」について聞いたところ、「非常に感じる」(35.2%)と「どちらかといえば感じる」(43.2%)を合わせて78.4%の人が「ギャップを感じる」と回答。
また、「理想の肌とのギャップを感じる瞬間」については、「明るい部屋で見たとき」(41.9%)、「マスクを外して鏡を見たとき」(41.7%)、「他人の肌と見比べたとき」(26.6%)といった回答が上位に並びました。
続いて、「今の自分の素肌に満足度」を聞いたところ、「満足していない」(54.8%)と「非常に満足していない」(14.3%)を合わせて69.1%の人が「満足していない」と回答。また、「今の自分の肌で気になるところ」については、「しみ・そばかす」(46.7%)、「毛穴」(39.0%)、「しわ」(35.8%)、「たるみ」(34.7%)という結果となりました。
最後に、「理想とする肌のイメージ」を聞いたところ、59.7%の人が「理想とする肌のイメージがある」と回答。また、「理想とする肌のイメージにおいて最も必要な要素」については、「透明感がある」(41.9%)ことを求めていることがうかがえたそうです。