無駄な出費を避けるためにお金を適切に管理して生活したい、と考える人は多いです。年代や結婚などのライフスタイルの変化で、お金を管理する人はどう変わるのでしょうか。19歳~66歳の男女500人にお金の管理は誰がしているか尋ねたところ、既婚者の3割超の人が「お金の管理はパートナーがしている」と答えたそうです。
アウトドア総合情報サイト『TAKIBI』の運営をおこなう株式会社フォーイットが、「お財布の管理に関する調査」と題して2022年9月に実施した調査です。
「生活費や旅行で使うお金の管理は誰がしていますか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「自分自身でしている」(74.0%)でした。次いで、「夫/妻がしている」(16.8%)、「彼氏/彼女がしている」(3.2%)、「親が管理している」(2.0%)と続き、「管理できていない」(4.0%)という人もいたそうです。
これを男女別でみると、「自分自身でしている」(男性71.8%、女性76.7%)、「夫/妻がしている」(男性19.8%、女性13.2%)、「彼氏/彼女がしている」(男性2.2%、女性4.4%)という結果に。「彼氏・彼女」の関係では男性が、「夫婦」の関係では女性が管理する割合が多かったそうです。
また、年代別でみても、どの年代でも「自分自身でしている」(10~20代75.3%、30~40代76.5%、50~60代以上69.9%)が1番多いという結果になりましたが、50~60代以上の割合が他の年代と比べて1割弱少なかったそうです。
50~60代以上の「夫/妻が管理している」の割合が他の年代と比べて1割以上多く、その内訳が男性97%を占めていたことから、家計管理は妻に任せて夫は”お小遣い制”という人がこの年代では特に多いのかもしれません、といいます。
さらに、未婚・既婚別にみると、「自分自身でしている」(未婚83.5%、既婚64.7%)、「夫/妻がしている」(既婚31.8%)、「彼氏/彼女がしている」(未婚5.2%)という結果となり、既婚者では「2人で財産を共有している」という認識である人が多いことが推測されたといいます。
◇ ◇
調査を実施した同社は、「より管理が得意な方、食材や日用品など普段の買い物の機会が多い方へ財布を託すなど、ライフスタイルに合わせて管理方法を変化させることが、より効率的に収支を把握する上で大切になりそうです」と述べています。
【出典】
▽お財布の管理に関する調査実施
https://www.takibi-reservation.style/media/questionnaire/95973/