インドを一人旅しようとしたら、会社の先輩が一緒に行きたいと言い出したーー。海外旅行にまつわる思い出話がネット上で注目を集めています。
海外旅行のため休日取得→先輩が「一緒に行く」
投稿したのはXのアカウント名「kazehk」さん(@kazehk)。
「昔、有休取ってインド10日間行こうとしたら、同じ部の先輩Aさんが『私もインド行ってみたい。一緒に行く』と言い出した。一人で行くつもりだった私は、一瞬え?と思ったけど、先輩Aさんとはかなり仲良かったので、この人なら大丈夫かなと思ってOKした。『デリーとかタージマハルとか行かないし、安宿泊まるし、予定も決めないし、観光もしないかもですよ』と言ったら、『そういうの、してみたい!』と言うので、行くことになった。 そして案の定、うまくいかず、帰国のフライトは無言」(kazehkさん投稿から)
翌日、出社すると、先輩との関係に異変が。旅行前、電話を取り次いでくれるときは「kazehkちゃん、〜から電話だよー」。旅行後は「kazehkさん、〜からお電話です」と他人行儀に。
「出社してからは、Aさんにずっと無視された。周りから、インドで一体何があったのか?!と聞かれたけど、私も何があったんかわからん 何か決定的なけんかをしたわけではない。まあ、インドという強烈な国に、会社の先輩と行くなんてのが無謀だったんだと思う」(kazehkさん投稿から)
kazehkさんは当時を振り返り、「今なら『なんで断らなかったんだよ? しかもインドやで?』と思います」。先輩だけが悪いとはみじんも思っておらず、自分自身にも原因があったのかもしれないと感じているそうで、「インドという強烈な国にいきなり一緒に行くのは無謀だったなぁ」と今では笑い話に。
気になるその後は。「(社会人)4年目のときに退職して、バックパッカーでインド回りまして、インド大好き人間になりました」(kazehkさん)
「絶縁した」「2泊3日でも帰り道無言」ネットの声
kazehkさんの思い出話は拡散。ネットユーザーからはさまざまな反応が寄せられています。
似た経験があるという人たちからは、「私も同じパターンで絶縁したことある」「旅行で2人ほど縁を切ったな」「2泊3日でも帰り道無言だった」「国内でも喧嘩した」「やっぱり一人旅が楽」「海外はまじで一人に限る」「よっぽど馬が合わないと無理」などの反応が。
険悪になる理由としては、「24時間一緒は仲良くても大変」「適度な距離感は大事」「お互いの嫌なとこが見える」「価値観の合わない人とは旅できない」 「同レベルの金銭感覚、気遣い、大雑把さがないと成功しない」「体力も同じくらいがいい」などが挙げられました。
同行者がいる旅を円滑にするには、「友人と旅行に出る際は適度に自由行動の時間を設けてる」「現地集合現地解散」「ホテルは別室」「昼間は完全にソロ行動」「必ず別行動を入れる」といったアイデアが。
一方で、同僚や友人と旅をしてもトラブルはなかったという人もいました。「職場の人たちと何度も旅行に行ったけど楽しかった」「絆を深めて帰ってくる」「私はレアなケース?」「自分は楽しかったけど、相手の気持ちに気付いてないだけ?」など。
古くは、新婚旅行先でけんかをして、帰国してすぐに別れることを「成田離婚」と呼んだ時代も。皆さんは旅の同行者にまつわる苦い経験はありますか。