「安全第一」と書かれたヘルメット型のリュックや、黄色と黒のストライプの迷子ひもといった、まるで工事現場のようなデザインの子ども用ハーネスの写真がツイッターに投稿され、「かわいい」「すごい」と話題です。なぜこのようなデザインにしたのでしょうか。
ツイートしたのは漫画家の西野みや子(@miyakokko61)さん。写真はサンプルで、「安全対策として使っていることが一目でわかる」としてデザインしているとのことです。現在、子育て中とあって、完成した暁には息子さんに使わせたいと思っているそうです。
「かわいい! 装着した時の姿が見たいです」
「すごいすごいすごいすごーい!!!デザインとアイテムの目的がパッと認識できて本当に天才! 今後も楽しみ」
「ついにあのハーネスが現実に…!!ふわふわのヘルメットも本格的な柄の迷子紐も可愛いです~!! うちの息子も重機好きなので、これを見るとテンション上がりそう 続報楽しみにしてます~!」
投稿には、喜びの声が寄せられていました。
気になっていた子ども用ハーネス批判…安全で手に入りやすいものを
ハーネスの存在・意義を知らない人に、揶揄されたり、嘲笑されたりしたという経験談はSNSでは珍しくありません。そんななかで、西野さんが「安全対策として使っていることが一目でわかる」ハーネスをどのような思いで作ったのか、子どもの安全のためにどのような工夫をしたのか、たずねました。
――子ども用ハーネスをデザインされようと考えたきっかけは何ですか?
「妊娠中からTwitterで子ども用ハーネスを批判されたツイートを目にしてきました。去年の夏から息子が歩くようになり、横を車や自転車が通る中、手を振りほどかれないように近所の公園へ向かうことがどれほど大変なことなのかと知りました。自分も含め子ども用ハーネスを使ってみたいけど周りの目が気になる方はいるだろうなと思い、一目で安全対策とわかるハーネスを思いつきました」
――デザインや安全性のこだわりを教えていただけますか。
「反射材があることで、かわいいだけではなく実用的で安全対策としてのアピールになると思っています。また、ハーネスとしての役割はもちろんなのですが、子どもの体に触れるところは快適なように工夫を凝らしています」
――子ども用ハーネスを作るうえで苦労したことは?
「実際に我が子に使わせようと思っているハーネスなので企画の時点でたくさんの要望があったのですが、それを実現しようとすると超高級ハーネスが出来上がってしまいそうでした。実用的で便利だけど手に取りやすいものを目指して、価格を調整しています」
――子ども用ハーネスはいつから、どのように、いくらで購入できますか?
「今は納得がいく商品になるようサンプルの調整を重ねているため、まだ公開日は未定ですが、年内(12月中)にCAMPFIREでクラウドファンディング開始を目標にして動いています。細かい日時や金額が決まったらまたSNSでお知らせいたします」
完成するのが楽しみですね。西野さんは、2歳の男の子なあくんを育てながら育児漫画やエッセイ漫画を執筆。ツイッターやインスタグラムなどのSNSに投稿しており、今後の展開もこちらでチェックを。
【西野みや子さんの関連情報】
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