みなさんはPTA活動について、どのような意識を持っているのでしょうか。直近3年間において、PTA組織の役員に従事していた全国の男女435人に聞いたところ、PTA活動で非効率だと思うことは、約半数の人が「会議のために学校に行くこと」と回答しました。また、約9割の人が「オンラインミーティングにメリットを感じる」と回答し、具体的なメリットとして「会議の日程調整がしやすい」「参加できない罪悪感を感じなくて済む」などの声が寄せられたそうです。
コミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパン株式会社が「PTA活動に関する意識調査」と題して2022年7月に実施した調査です。
はじめに、「PTA活動で非効率だと思うこと」について聞いたところ、最も多かったのは「会議のために学校に行く事」(48.0%)でした。以下、「PTA一般会員への連絡・通達(情報共有)」(35.9%)、「お便りや議事録などの紙資料の作成・印刷」(35.6%)、「会議やPTA活動の日程調整」(35.2%)、「PTA役員・委員どうしのコミュニケーション」(34.7%)、「次期PTAへの引き継ぎ」(34.3%)といった回答が上位に並びました。
次に、「所属するPTA組織の会議方法」を聞いたところ、57.5%の人が「学校でのオフライン開催」と回答したほか、33.3%の人が「オフラインとオンラインの両方で行う」、9.2%の人が「全てオンライン開催」と回答しており、オンラインミーティングを活用していると回答した人は42.5%という結果になったそうです。
また、PTA会議で「オンラインミーティングを活用している」と回答した人(42.5%)に「オンラインミーティングにメリットはありますか」と聞いたところ、90.3%の人が「ある」と回答。具体的なメリットについては、「会議の日程調整がしやすい」(47.0%)、「参加できない罪悪感を感じなくて済む」(37.8%)、「情報共有が早い」(35.1%)などが挙げられたといいます。
最後に、「所属するPTA組織が効率的に活動できていると思いますか」と聞いたところ、オンラインミーティング活用者では「とても効率的」(6.5%)、「効率的」(16.8%)、「やや効率的」(27.6%)を合わせて50.9%の人が「効率的なPTA活動ができている」と回答。
一方で、オフラインのみで会議をする人では、「効率的なPTA活動ができている」と回答した人は33.1%となり、オンラインミーティング活用者と比較して17.8ptの差があったそうです。