近年、日本でも各社から電気自動車が発表されていますが、みなさんの電気自動車に対するイメージはどのようなものなのでしょうか。自家用車を持つ全国の男女5333人に電気自動車に対するイメージを調査したところ、約9割の人が「電気自動車は高い」と感じていることがわかりました。また、電気自動車に対して「脱炭素に貢献」といったポジティブな回答が寄せられた一方で、「家庭用の充電設備がなく、設置にコストがかかる」などの声も挙げられたそうです。
カーリース月額定額サービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイル株式会社が、2022年8月に「電気自動車に対するイメージ調査」として実施した調査です。
まず、「電気自動車の値段の印象」について聞いたところ、87.5％の人が「高い」と回答。また、「電気自動車が欲しいと思うか」については「欲しくない」と「欲しい、または持っている」が半々に分かれる結果となりました。
続いて、「電気自動車に対するイメージ」を聞いたところ、「ポジティブなイメージ」が53.6%、「ネガティブなイメージ」が46.4%となり、「ポジティブなイメージ」が若干多かったものの、こちらもほぼ半々という結果となりました。
「ポジティブなイメージ」を持つ回答者からは「脱炭素に貢献」「排気ガスが出ないので地球環境によい」といった環境・エコに関する回答が多かったほか、「将来性がある」「これから主流になる」「維持費が安い」といった回答が寄せられたそうです。
その一方で、「ネガティブなイメージ」を持つ回答者からは、「まだインフラが整ってない」「家庭用の充電設備がなく、設置にコストがかかる」などの環境・整備が追いついていないことへの指摘や、「車両価格が高い」「長距離移動できない・走行性能に不安」など価格・性能面での不安が挙げられました。また、「電気代がかかる」「コスパが悪い」など車両価格以外の費用負担で良くないイメージの回答も寄せられていたといいます。
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調査を実施した同社は「今後、価格帯を抑えた電気自動車がさらに増え、環境も整っていけば、自動車ユーザーにとって買いやすい状況となるかもしれません」と述べています。
