「水筒」を使えば幼児もクラクションを鳴らせた!悲しい事故を踏まえ母と娘が試した対策に18万人が反応 子どもの安全のために出来ることは?

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

さまざまな意見があるのは良いこと

今回の事故について、「親御さんたちの苦しみや悲しみは計り知れません」「置き去りに限らず、親が車内で意識を失ったり、災害などで親とはぐれることもあるかもしれないので、何が役に立つかわからないけど、教えておいて損はないと思ってます」と、ツイートしていたこよみさん。

リプ欄には、こよみさんのツイートに対する多くの賛同と共感の声と共に、「乗用車のハンドルとバス等大型車のハンドルは角度が違う。バスのハンドルでは水筒を乗せると上からは押せない」「ホーンマークが分かりにくい。そもそも子どもがここを押すとホーンが鳴る事も分からない」といった、さまざまな意見も寄せられました。そんな多くの反響についてこよみさんは、「誰にとっても過ごしやすい社会を考える上で、とても良いことと感じた」と言います。

「私とは違う意見も、それはそれで頼もしいことだと思います。私一人の意見では当然、全てを網羅することは出来ませんし、子どもがふざけてクラクションを鳴らすような事例が起きないとも言い切れません。ですが、いたずらするから子どもには教えない、ではなく、間違って押してしまった時、いたずらしてしまった時、どう対応するか?というところまで考えたうえで、教えてあげることが大切だと思っています。

立場の違う人たちからさまざまな意見が出てきたことは、誰にとっても過ごしやすい社会を考えるうえで必ず通るべき道だと思っているので、とても良いことだと感じています。キーがないとクラクションが鳴らない車がある、バスと自家用車では運転席の作りが違うなど、知らなかった情報も得られ、子どもの安全対策について、より深く考えることも出来ました。今回得た情報をこれからうまく活用しようと思います」(こよみさん)

子どもたちが安全に暮らせる社会であるように

多くのリプライの中には、こよみさんのアイデアに加えて、「子どもをよく乗せる車や幼稚園バスとかには、『ここをおす!』とかのシールを貼ってもいいと思います」「園バスで土足禁止にし、降りる時に靴を返すと、靴が残っていたら絶対に気づくという案がありました!」といった、さまざまなアイデアも寄せられました。

「いろんな案をすぐに実践して、試行錯誤していって欲しいですね。とにかくもう絶対に起こしてはいけないし、風化させてもいけないことです」というリプライも寄せられていたように、今私たち大人がするべきことは、起きてしまった悲劇をどう捉え、どう改善していくか、です。

「ほとんどのリプが子どもたちの安全を心配してくださる声ばかりで温かい気持ちになりました。あのようなツイートをしておいてなんですが、子どもたちがいたずらで鳴らすことのないよう徹底するのもまた、大人の役目だと思います。いたずらが増えればオオカミ少年として扱われることも事実であり、そうなれば本当に必要な時助けてくれる大人がいなくなります。今回多くの皆さんが、子どもでも実践しやすい安全対策を考えてくださいましたし、それだけで十分な収穫だと思います。子どもたちが安全にのびのび暮らせる社会でありますように」(こよみさんのツイートより)

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