「iPhoneレベルでも見事な雨柱」
主婦業の傍ら、フリーランスでフォトグラファーとしても活動されているwacameraさん(@wacamera)が激写した雨の写真が話題です。
雨の写真といっても、ぽつぽつと天から雨が降り注ぎ、もの悲しくものどかな風景の写真…などではありません。
青空と二分して、天を覆う分厚い黒雲。そして滝のように降る雨柱。まるで天が怒っているかのような衝撃の場面です。
wacameraさんによると、写真を撮影されたのは9月4日の15時ごろ、大阪府枚方市内にて。雨柱が見えたのは、茨木市から高槻市の方角だそうです。
近年では気候変動の影響もあり、日本各地でゲリラ豪雨が発生しています。この日も、大阪府北部では大雨が降りました。
撮影時の状況を、wacameraさんはこのように振り返ります。
「車を運転中、前方右に雨柱が見えました。あまりの迫力に、後部座席にいた娘に撮影してほしいと頼んだのですが、ガラス越し・後部座席からということもあって、その時はうまく撮れませんでした。そのあとすぐに所用で車を止めるタイミングがあり、河川敷方面へ土手を上がると目の前に雨柱が見え、撮らなくては!とスマホで撮影しました」
撮影にあたっては、スマホに搭載されている3倍ズームを使ったり、撮影時にカメラの露出を少し下げたりして、雨の様子がわかりやすいように工夫をされたそう。フォトグラファーとしての技術も相まって、自然の恐ろしさがひしひしと伝わる一枚に仕上がっています。
「これ。滝だ」
「水爆実験かと思った」
「雨柱も凄いけれど、雲の真っ黒さがとても怖いですね。神憑った写真です」
「この雲の下を車で走りましたが、ワイパーをフルにしても前が見えないくらいの雨でした」
「昨日同じようなものを見ました!」
「自然の猛威…本当に凄い」
ツイートのリプ欄には、驚きの声のほか、同じような雨柱に遭遇した方、この時のゲリラ豪雨に実際に見舞われた方など、多くの方々からのコメントがありました。
wacameraさんは今回のゲリラ豪雨について、こう語ります。
「とにかくすごいことになっている!と思いました。この辺りのエリアは山や川がある関係なのか、度々ゲリラ豪雨に見舞われます。自然の脅威を目の当たりにして、驚いています。見ている分ならその美しさを感じる余裕もありますが、実際にその被害に遭えばとても大変です。いつでも対策できるよう余裕を持った行動を心がけたいと思いました」
美しく、私たちに恵みや感動を与えてくれる存在であると同時に、時に恐ろしく災いももたらす自然。wacameraさんの言うように、大きな被害に遭わないためにも、普段からの心構えや備えが大切ですね。
なお、その後雨柱は北上し、wacameraさんたちがいた地域にも雨が降り出したとのこと。そして、雨が止んだ後、空には虹がかかっていたそうです。
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自然の恐ろしさや壮大さを写真で伝えてくれたwacameraさん。普段は、観光局の依頼で各地のプロモーション撮影を行っていますが、他にも基本的にはどんな撮影も引き受けているとのこと。各カメラメーカーさんとのお仕事もされているそうです。
ご活動はInstagramでも発信。また、YouTubeにてカメラにまつわる動画も配信されています。
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