駄菓子と予約制フレンチの二刀流! 京都に生まれたユニーク店舗 「地域のつながり生み出したい」 

京都新聞社 京都新聞社

 晩ご飯の予約販売と駄菓子店を兼ねた店舗「まほうのぽっけ ハピラ堂」がこのほど、京都市左京区高野西開町にオープンした。店内にくつろぎスペースを設けて多世代が交流できる拠点を目指す。

 地域活性化を目的に、市内の弁護士や保育士、飲食店経営者でつくる会社「ハッピーワークデザインラボ」(左京区)が運営する。

 店の周辺は保育施設や小学校、公園があり、子育て世代も多い。予約販売は共働きで夕食作りが大変な親のニーズに応えるために、駄菓子店は子どもたちが集えるように、との思いで運営する。

 店内は約50平方メートルでカフェを改修し、ハンモックやちゃぶ台を備えた。駄菓子は50種類以上を用意。予約販売の晩ご飯は元フランス料理店のシェフがこしらえる。同店の公式ラインを登録し、2日前までに注文する。3人前2200円、4、5人前3300円。

 駄菓子店は平日午後3~6時、晩ご飯の受け取りは同4~7時。土日はレンタルスペースとしての活用を検討している。

 同社の和田紘子社長(42)は「ここから地域の温かなつながりを生み出したい」と意気込んでいる。

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