「睡眠の質が下がる」とわかっていても…「寝る直前までスマホやPCを見てしまう」7割超 1065人に調査

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みなさんは普段、よく眠れていますか。全国の20~59歳の男女1065人に睡眠について聞いたところ、7割以上の人が「睡眠の質が下がる」とわかっていても「寝る直前までスマホやパソコンを見ている」と回答したそうです。

Emma Sleep Japan合同会社が2022年8月に「睡眠の質と睡眠ノウハウに関する意識調査」と題して実施した調査です。

まず、「理想の睡眠時間」を聞いたところ、「7時間以上~8時間未満」(38.9%)が最も多かった一方で、「実際の睡眠時間」については、「6時間以上~7時間未満」(33.1%)が最多となり、実際は理想の睡眠時間を確保できていない人が多くいることがわかりました。

続いて、「睡眠の質で感じている悩み」を聞いたところ、約9割の人が睡眠の質に関して何らかの悩みをかかえており、具体的には「寝ても疲れが取れない」(44.5%)、「途中で目が覚める」(42.8%)、「すっきり起きられない」(36.6%)といった回答が上位に並びました。

また、「睡眠の質を下げている原因」については、「ストレス」(44.7%)、「加齢」(25.3%)、「運動不足」(22.6%)、「寝具が自分に合っていない」(18.3%)などが挙げられたそうです。

さらに、「自身にとって質の良い睡眠とは何ですか」と聞いたところ、「すっきり起きられる」(66.8%)、「起きた時疲れが残ってない」(65.7%)、「途中で目が覚めない」(49.0%)が上位に並ぶ結果となりました。

次に、「睡眠の質を上げるといわれている方法について、知っているもの」を聞いたところ、最も多い回答は「スマホやパソコンは寝る前に見ない」(60.6%)でした。以下、「お風呂にゆっくりつかる」(51.5%)、「ストレスをため込みすぎない」(49.6%)と続いた一方で、「現在も実践しているもの」については、「行なっているものはない」(25.2%)が最多という結果になっていたそうです。

また、「睡眠の質が下がるとわかっていても、ついやってしまうこと」を聞いたところ、74.6%の人が「寝る直前までスマホやパソコンを見ている」と回答し、睡眠への意識は高い一方で、仕事や育児など、多忙な現代人にとって、睡眠の質は上げたいものの、なかなかノウハウを実践できていない状況がうかがえたといいます。

最後に、「睡眠の質改善のために寝具や照明などのアイテムを買い替えたことがありますか」と聞いたところ、48.4%の人が「買い替えたことはない」と回答。ちなみに「買い替えたことがあるアイテム」については、「枕」(40.4%)、「マットレス」(21.7%)などに回答が集まったそうです。また、「寝具や照明関連を買い替えた理由」は、「手軽に睡眠の質を改善したいから」(56.2%)が最多だったといいます。

なお、「睡眠の質改善のためにサプリメントやアロマなどの活用」については、68.5%の人が「活用したことはない」と回答したそうです。

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