小3長男が作ったドラクエ時計「プレイするとその時間が欠ける(笑)」祖父から孫に受け継いだナンバリングシリーズ

椎名 碧 椎名 碧

「ナンバリングシリーズをプレイするとその時間が欠ける🤣」とTwitterに投稿したのは、ぷ(@DQaka_pupupusan)さん。日本ゲーム史に残る大人気シリーズ「ドラゴンクエスト」のファンからすれば垂涎の時計に、19万以上のいいねが付いています。

無駄がなく、なんとも美しい時計ですね。ドラクエのアーカイブたちが時間を表す数字の役目を果たしています。

「このドラクエ時計ほし〜!」
「ロマンの塊だ…」
「ドラクエ好きとして尊敬します。」

リプ欄には多くの反響が寄せられました。投稿したぷさんにお話を聞きました。

12のドラクエは、3世代に渡って受け継がれた物だった

ーーなぜこちらのドラクエ時計を作ろうと思ったのでしょう?

「このドラクエ時計を作ったのは私ではなく、小学校3年生の長男が作ったものす。昨年の夏休みに自由課題として制作しました」

ーーそうだったんですね!

「作ろうと思ったきっかけは、誰もが一度は経験した『ケースの中身が違うソフト』っていう状態がずっと続いていて、それに対し長男に注意したところ『綺麗にかっこよく並べられたら片付けるのに』と、言ったことです。

ドラゴンクエストシリーズはハードの形状が様々なので、同じ棚に数字順に並べるとあまり見栄えが良くなく、どうしようか?と話していたら『あの時計の数字を(元々は数字が両面テープで貼ってありました)剥がしてそこにソフト飾りたいな』と言われ制作する事になりました!」

ーーゲーム好きの人には、あるあるの状況ですね。それをこんなにおしゃれな時計として制作するとは!さすがのセンスです。今となっては12タイトルという数のドラクエシリーズを集めるのもかなり大変ではないでしょうか?

「12はまだ発売されてないのでナンバリング11作と番外編のヒーローズ1、2を飾っています。1から5までは私の父親から譲り受けた物で6から11までは私が小学生の頃からリアルタイムで買っていた物です」

ーー親から孫の代まで受け継がれるドラゴンクエスト、すごく素敵です!

小学3年生の長男くんが制作したとのことですが、1番こだわった部分や難しかった部分は?

「こだわったところは、『いかにバランス良く飾るか』です! ただ線を引いたその先に棚を付けてしまうとソフトのサイズがハードごとに違うためチグハグしてしまうのでソフトの中心が線の延長線上になるよう何度も仮止めをして何度もやり直しました!

息子本人が一番難しがっていたのは普段勉強する時は机に向かって=下を向いて字を書くわけですが、今回は壁に向かって=正面を向いて線を引いたりコンパスを使ったりしていたので何度もブレて悔しくて半べそかいてました(笑)」

ーーなるほど、ここでも試練を与えてくるドラゴンクエスト、さすがです。この写真では12時と7時が欠けていますが、どの時間のタイトルがよくなくなるなどはありますか?

「ダントツで11と12のところにあるヒーローズが欠けます(笑)。子ども部屋にもPS4があるのでよく持ち出して兄弟3人で遊んでいます。私なんかは2Dの方が愛着があるのですが、今の子たちからするとやはり走り回れる仕様の方が楽しいみたいです。」

ーー確かに最近の子たちは3Dが当たり前で2Dの頃のことは知らないんですね…。自分もドラクエⅧが発売された時の衝撃は今でも忘れません(笑)。一番好きなタイトルは?

「FC、SFC、GB、PS4、スマホでと一番やり込んだのは3ですが、私は6が一番好きです!お年玉やお小遣いを貯めて自分で初めて購入した作品が6でしたので思い入れがあります。息子は11が一番好きです!彼のドラクエデビューが11だったので」

ーー親子で好きなものを共有できるって本当に素晴らしいことですよね!

「ドラゴンクエストは家族の絆を深めてくれた最高のRPGです!12の発売を日本の誰よりも心待ちにしています!堀井先生が仰っていた『人生はロールプレイング』、それを座右の銘として明るいニュースの少ない世の中ですが、これからも家族で冒険していきたいと思っております!

◇  ◇

本当にドラゴンクエストを心から愛し、親子代々受け継がれるその愛にとても感銘を受けます。それほど素晴らしいドラクエの新作が待ち遠しいですね!

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