「『ねぇ、ママたちが子どもの頃配られたタブレットは何だった?』
というデジタルネイティブ発言の娘」
とツイートしたYasutoshi Makino(@yasutoc)さん。コロナ禍の小学校では臨時休校による自宅学習に対応するため、学習用の端末が急ピッチで配布されています。ツイ主さんの小学1年生の娘さん(6歳)も、緊急事態宣言の影響で6月の初めにiPadを持ち帰ったのだそう。そして投げかけられたのが「ママたちが子どもの頃配られたタブレットは何だった?」でした。
これに対して140を超えるリプライと436件の引用リツイートがあり(9月9日現在)、「私の場合は確かこれでした」と「タブレット的な何か」がずらりとならびました。タブレットが配られだしたのはここ1年くらいの間ですから、みなさんが思い浮かべるものはもちろん別の物…。懐かしいものもたくさん投稿されて「リプがエモい」状態になっています。
タブレットと言えば、錠剤型のお菓子でしたね
一番投稿が多かったのは幼稚園や保育園で配られたという「肝油ドロップ」。次いで配られてはいないけれど「ヨーグレットかハイレモンでしたよね」が多く、「フエラムネ」「ジューC」「カルミン」、そして懐かしいほどではないものの「フリスク」と答える人がいました。錠剤型のお菓子も、確かにタブレットですね。
懐かしい機器も登場しました
タブレットをコンピューターの端末と考えて、近いものとしてあげられたのは「シャープのザウルスでした。(まじれす)」「ゲームウォッチ!!」「キッズコンピューターPICO」「電子手帳というものが流行ってましてですね…」と、ゲームやポケットコンピューターも画像付きでたくさん投稿されています。「懐かしい!」と思うものもあれば、見たことのない機器もあって「へぇ~」という声も。
「それもタブレット!?」と突っ込みたくなる
ちょっとだけ近い用途で使われるものや、「タブレット」と呼ばれる別の物もたくさんありました。「画板とか答えれば良いのでしょうか」「石板?」「おえかきせんせい」「おばちゃんはね、、そろばん」「わら半紙」「プリントだったら、たくさん配られていました^ ^」「ね、粘土板・・・?」「Campusかなぁ……って目を逸らす」と確かに「昔のタブレット」と言えるかもというものが(笑)。特に「おえかきせんせい」を懐かしむ声があがりました。
「タブレットなんてなかった、と思いもしない時代が来てる」
大学で触覚研究をされているというYasutoshi Makinoさんに聞きました。
──「ママたちが子どもの頃配られたタブレットは何だった?」にママはなんて答えられたのかしら?
「ママたちが子供の頃はスマホも無いからね」という感じだったかと。
──娘さんは、現在自宅学習をしているのですか?
緊急事態宣言の影響もあり,夏休み明けは隔日で登校しています。
──娘さんはどんなお子さんなのでしょう?
おとなしくて真面目ですかね。ただ,真面目にやっていることがときどき抜けてたりするので面白いです。以前は、国語で「みんなは、なんと言って引っ張りましたか?」に「うんことしょ どっこいしょ」と答えたこともありました。
──真面目に答えたんでしょうね(笑)。「ツイッターにすごい数のいいねがついてるよ」と言ったら「え,1000万人くらい?」という反応だったとか。
「いや,そんなには」と返すと「じゃあ100人?」と数字のサイズ感がわかってない感じでした(笑)。小6のお兄ちゃんが「俺の発言よりもいいねがついてる」と悔しがっていました。
──お兄ちゃん(笑)。ツイートにいろいろなタブレットが投稿されています。
個人的にうけたのは,おえかきボードの「せんせい」です。ヨーグレットも懐かしかったです。
デジタルネイティブ世代の発言とは
今回のタブレット以外にも時代の変化が感じられる子どもの発言が寄せられました。
「パソコンがない時代ってどうやってインターネットに繋いでたの?」
「お母さんの時は皆何歳頃から携帯持ってた?」
今後は「自分のイメージしていた『デジタルネイティブ』を軽く上回っていて驚く」発言がもっと出てくるかもしれませんね。