株式会社トキオ・ゲッツ(東京都)は、台湾の小学校4~6年生410人を対象に、「好きなアニメ」「なりたい職業」や「コロナ禍における生活」の意識調査を実施しました。好きなアニメ1位は「クレヨンしんちゃん」、半数以上の子供たちが何かの習い事に通っており、英語を含む塾に通っているのは65%、60%近くの子供たちが「日本」に行きたいと答えたのは60%近くという結果に。アニメをきっかけに日本に親しんでいることがうかがえます。
好きなアニメは、1位クレヨンしんちゃん、2位鬼滅の刃、3位ドラえもん、4位ポケモン、5位あたしンち、6位名探偵コナンと日本アニメがずらり。7位にアメリカのスポンジ・ボブ、8位にティーン・タイタンズがランクインしました。
回答者の56%が習い事には通っており、習い事の種類は英語65%、算数15%、ピアノ8%、中国語4%、美術3%でした。なりたい職業は、先生(23人)や医者(21人)が上位で堅実さを感じさせつつ、NBA選手(17人)、野球選手(15人)、画家(15人)、芸能人(12人)といった回答も。少数ながらゲーマーやユーチューバーの回答があり、時代を反映しています。
家庭での1日のゲーム時間は、30分~1時間が25%、1~3時間が23%、3時間以上が19%、30分以内が19%でした。86%以上の子どもが毎日している結果で、ゲームの日常化がうかがえます。
好きなスポーツは、1位バスケットボール、2位バドミントン、3位ランニング、4位野球、5位水泳でした。アジアの強豪国である卓球は6位でした。「なりたい職業」の上位にNBA選手が挙がっているように、台湾でのバスケットボール人気が目立ちます。
「行きたい国はどこですか?」の問いには、1位は日本が58%と断トツ。アメリカ(14%)、韓国(6%)、イギリス(2%)と続きました。「どこへも行きたくない」が7%でした。親世代だけでなく子ども世代も親日家は継続している傾向です。
調査は2022年2月、インターネットで実施。台北市内の小学生4~6年生410人から回答を得ました。