去年の年末ジャンボ宝くじの1等は7億円という目もくらむような金額でした。みなさん実際に当選したらどうしますか? 株式会社タンタカは、自社が運営するお金に関するメディア「お金を借りる即日融資ガイド110番」で、既婚女性300人を対象に「宝くじで7億円当選」したときの使い道などについてアンケートを行いました。
「宝くじで7億円当選したら一部・もしくは全額を寄付しますか」と聞いたところ、「寄付をしない」が60.0%、「寄付をする」が40.0%との結果に。
また「宝くじで7億円当選したら仕事を辞めたいと思いますか」と聞いたところ、「仕事を辞めたい」が27.3%、「仕事を辞める気はない」が25.7%、「専業主婦」が47.0%といった回答になりました。
結果について同メディアは「現代では、フルタイムの正社員で働いても生涯年収が3億円を超えるのは難しい世の中だと言われていますので、派手な散財でもしない限り7億円あれば働かなくても裕福な生活ができると言えるかもしれません」と説明する一方で、「仕事にはお金以上の価値を見出せることもあります。高額当選したからこそ人生を豊かにするための仕事を選択するのも素晴らしいことですね」とも述べています。
なお、「宝くじで7億円当選したら離婚を考えますか」との質問には、「離婚を考えない」87.0%、「離婚を考える」13.0%との結果となりました。同メディアは「高額当選して『お金の心配がなくなったから離婚』という話もよくありそうだと思うのですが、『離婚を考えない』という女性の方が圧倒的に多い結果となりました」としています。
調査について、回答者の年代は「20代」16.7%、「30代」48.0%、「40代」26.7%、「50代」7.3%、「60代以上」1.3%でした。
年末ジャンボで1等が当たる確率は
宝くじを発売する全国都道府県及び全指定都市で構成する協議会が提供する「宝くじ公式サイト」によると、2021年度に7億円が当選する宝くじは、1等7億円の「年末ジャンボ」のほか、1等5億円に加え前後賞各1億円も当選した場合の「サマージャンボ」がありました。また「ロト7」でキャリーオーバーが発生した際の最高当選額は10億円にもなるとのことです。
ちなみに「年末ジャンボ」を1枚購入した場合に1等7億円が当選する確率ですが、総発売数4億4000万枚の中で1等は22本(1ユニット2000万枚の中に1等が1本。22ユニット発売)ですので「2000万分の1」となります。京阪神の大都市圏を擁する近畿地方2府4県の人口が約2042万人(※)ですので、全員が1枚ずつ宝くじを買ったとして、その中で1等に当たるのが1人しかいないという確率となります。宝くじは買わないと絶対に当たりませんが、この数字だけ見てしまうと、まさに「夢を買う」という言葉がふさわしいのかもしれません。
(※)各府県がホームページで公開している最新の推計人口調査の合計。和歌山県は2021年10月時点、大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県は2022年1月時点)